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小型ソフトボックスSmallRig RA-D55を買ってみた~購入速報~ (最終更新日:2023, Jun.26)


1.はじめに

ネットでちょっと話題になっていた、小型のソフトボックスSmallRig RA-D55を買ってみた。
今までもソフトボックスは2個持っていた。(GODOXが2個)
それぞれのサイズがΦ80cmと50cmx70cm、なのだが実はアコスタ系列のコスイベの中で西日本(愛知以西?)で実施されるイベントの参加規約には『ソフトボックスは長辺60cm以内』という記述がある。
この規約に合うるソフトボックスが欲しかった。

もう一つ、このソフトボックス (RA-D55) を選んだ理由は『準備と撤収の素早さ』に期待してのことである。
RA-D55は「組み立て15秒」という噂もあり、紹介動画などを見てもなかなか使えそうなので期待している。
コスプレイベント、特に屋外で行われるイベントではかなり頻繁に移動する必要がある。移動時にはソフトボックスも畳む必要がある場合が多い。
だから、準備と撤収は素早い方がいいのは間違いない。

ただ、最近、この『準備と撤収の素早さ』については、凄く強力な製品SMDV Speedbox-Flip32G/28G/24G/20Gが話題である。
だがこの製品は選ばなかった。
・非常に高価である (オプション類も高価)
・耐久性に不安がある (直感である)

それに対して、RA-D55も安価とは言えないが、Flipシリーズよりはリーズナブルであるだけでなく、構造上、耐久性にも期待できた。もちろん、これは使い続けないと本当の所は判らない。よって長期テストの意味も兼ねて買ってみた。

今回は、まず購入直後のファーストインプレッションをお届けする目的でこの記事を書く。

2.購入初日

1) 開封の儀

箱から取り出すと、こんなケースが出てくる。

持ち運びに使いやすそうなケース

・取り出し口はジッパーで開閉できる
・サイズ的に余裕があって無理矢理押し込んでケースが壊れるといった問題も起きにくそう
・紐の強度も重量から考えると十分に思える
など、GODOXのずだ袋に比べるとずっと使いやすそうである。(GODOXは袋の材質もチャチィ)

2) 内容物

ケースには本体とディフューザー(2枚)、グリッドが入っている。

内容物

ディフューザーやグリッドも余裕を持って入っている。これもGODOXの『無理矢理ケースに突っ込む』感より使いやすそう。

3) 外観チェック

上の写真では判りづらいが、本体にはぐるっとまとめるための紐 (傘を巻く紐みたいなの) が付いていて、マジックテープで留められる。これは密かに便利そうである。
取付部分は、ボーエンスマウントである。(重要な選考基準である)
小官は華奢な機材が大嫌いである。多少重くても、このぐらいの強度は必須と考えている。

ボーエンスマウント

見て判るだろうか?右上のネジ部分のワッシャが錆びている。
もちろん、この程度の錆があっても実運用上は何の問題も無いと思われる。だから、特にクレーム付けたりはしない。
ただ、このメーカーの品質管理レベルがうかがえるという物だ。

4) 展開

組み立て(準備) は、16本の骨を引き起こすだけである。(詳細は動画の方がわかりやすいので、YouTubeで検索されたい)
確かに、骨を引き起こすだけだと15秒ぐらい、ディフューザー取付も含めても30秒ぐらいで出来る。かなり優秀である。

アコスタの規定を満たすことが目的で買ったのでΦ55cmとかなり小さい。

←GODOX SB-UE80   RA-D55→

手持ちの一番でかいソフトボックスSB-UE80 (Φ80cm)と比べると凄く小さい感じがする。
小さいが、丸いのでキャッチライトの美しさに期待したい。

5) 移動形態

ディフューザーを付けたままで、折りたたむことも出来そうである。

折りたたんで紐でくくる

ディフューザーを付けたままでも、短時間であれば収納できそうなので、短時間の移動ならこれで良いだろう。更に収納と展開時間が節約できそうだ。

6) 手持ちの野望

このソフトボックス、もちろん長辺60cm以下であること、展開と片付けが容易であることを目的として買ったが、更に野望として「手持ちで使えないか?」というのが有った。

GODOX Sブラケットに装着した

重量的にも、バランス的にも、なんとか手持ち可能である。
ライトスタンドが立てられる場所なら当然ライトスタンドに取り付ける。
だが特殊な状況なら、手持ちでも行けるではなかろうか?

3.今後

実利用してみたら、また感想を更新していく所存である。
とりあえず、7月9日のかみこすが実戦デビュー日になる予定である。

更新履歴

2023/06/26 新規公開