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12+12.4

  仕事は今大事な時期になっている。

 それが乗り越えられなかったら、自分はこの世界から消えるつもりだ。

 その求められる結果こそが自分にとっての最低ライン、尚且つ生きるための必要最低限の求める結果だからだ。

 大事な時期の仕事が最低限なラインなのは自分がもう生きていることが罪深いほどにおぞましい生き物だからだ。

 生きているだけで罪。生きていることが罪。

 そんな自分という人間が耐えられない。

 だからこの仕事に求められる結果が出なければ自分なんて生きている価値なんてない。

 生きる理由はあるけどそれは、生きる資格に関係のない話だ。

 こんな罪深いおぞましい人間がこの世界に存在するそのものが罪だ。

 消えるべきだ。消し去るべきだ。

 滅ぼさなければならない存在だ。
 
 だからこそこれは最後のチャンスだ。

 生きている上で最後の生きるための方法。

 生きるための資格はない。もう消え去るべき人間だ。

 なのに生きているのはおこぼれにすぎない。

 だからこれが最後だ。

 希望がない自分ができることはこれしかない。

 できるできないじゃない。それが自分という人間が最低限生きる資格なんだ。

 それができない自分は、存在する価値なんてない。

 生きている価値すらない。

 おぞましい人間だ。
 








黄昏



 自分は死ぬべき人間。それが、おこぼれで生きているだけに過ぎない。

 だから自分はもう死ぬべきだ。消えるべきだ。消し去るべきだ。滅ぶべきだ。殺されるべき人間だ。
 
 生きることが許される人間ではないから殺されるべきだ。

 生きる資格が必要のない人間は世界で自分一人だけでいい。

 それ以外が多少ましになるなら。

 自分はやっぱり死ぬべき人間なんだろう。

 だって自分が死ぬ理由なんて、自分がこの世界で生きていくうえで一生大嫌いなやつが自分自身だから。

 だったら、そんな自分みたいな人間は生きている必要なんてない。

 
 生きる資格なんてないのは自分だ。お前という自分だ。

 だから死ぬべきなんだ、自分は。

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