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城があった山。

岐阜県美濃市にある標高437mのお山、古城山。山頂には「鉈尾山城跡」がある。応仁の乱(1467年)の後、美濃佐藤氏がこの地を支配し
佐藤三河通信の子がここに「藤城」を築城したとされる。その後、天文九年(1540年)、斎藤氏に仕えていた佐藤清信は藤城を改築拡張して鉈尾山城を築いたとされる。元亀三年(1572年)9月から元亀四年(1573年)4月にかけて行われた武田氏による西上作戦では、織田信長の岐阜城を攻める重要拠点として武田信玄の調略を受けた。山頂からは岐阜城がある金華山が望める。そして今も山頂に至る登山ルートには石塁や曲輪跡が残る。

美濃市運動公園のグランドを右手に見ながら弓道場に向かって下りていくと登山口がある。登山口からは1時間ほどで登れる山だが、階段が多いばかりか足元には落葉が多く残っている。危険な箇所は無いが、西側の大回りのルートは山肌からの落石が見られる箇所があり注意が必要です。


岐阜県美濃市観光情報サイト
http://www.mino-city.jp/jp/tourist/nature.html


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