和歌山旅・紀州東照宮編
前書き
紀州東照宮は徳川家康(東照大権現)と紀州藩初代藩主の徳川頼宣(南龍大神)を祀っている。紀三井寺から車で10分程の距離にあり移動も容易であった。ただし、こちらには紀三井寺にあったようなエレベーターやケーブルカーが無い中で、108段の石段を上ってお参りしなければならない。
侍坂
林間の、趣のある参道を歩いて行くと目の前に摩天楼のような石段が現れた。この石段には某スポーツの日本代表のようなネーミングがけられていて”侍坂”と呼ばれているそうな。108段の段数は大したことは無いが、古の技術によるためか、足を下ろしたところがつま先上がりになっていたりしてバランスを崩しやすい(箇所あり)。階段の手前には賽銭箱が置かれていて、体力のない人が拝殿まで登らずともお参りが出来るようになっている。
侍坂までの参道は直線と思いきや鍵型(左に折れて直ぐに右に折れる)になっている。何かしらの理由があるのだろうけど分らない。
若干うねりながらも真っ直ぐに延びた階段から威圧感を感じる。途中、2回ほど足を止めて唐門に辿り着いた。
境内は厳かで、巫女さんが庭を掃く音が響いていた。正面の拝殿内の撮影はNGである。
三つ葉葵の紋所(家紋)が眩しい。
拝殿や本殿は別途料金を支払えば拝観できる。左甚五郎の彫刻や、狩野探幽の壁画を見ることが出来たようだが今回はパスした。
帰りはユルイ坂を下りる。確かに坂は緩いが結晶岩片の石は雨に濡れて滑り易そう。以前、雨の黒部渓谷欅平の石畳でひっくり返って脊髄管を損傷した経験上、慎重に慎重を重ねて下りた。
和歌山ラーメン
拝観せずに先を急いだのは、和歌山ラーメンの名店でシャッターポールを奪取するため。10時半に最寄りのパーキングに車を停めて、意気揚々と出かけたが店頭に臨時休業の看板。連休中はこういうことが多いなあ。もう一軒、キープしていた店の前を通ったが、こちらは開店前に30m程の人の列。並ぶ気もなく、先を急いだ。
旅行日:2024年2月23日
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