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AgileJapan2019

「Agileはどの業界でも使える」

2019/07/18 AgileJapan2019に参加してきました。

IMAGICA Lab. 蜂須賀さんのLTで話していましたが、ふりかえりをこまめにして、カイゼンする動きは業界問わずできることだと僕も思いました。

参加セッション

今回参加したセッションは以下の通り。

①Welcome to Agile Japan 2019!
②マネージャー不在の洞窟型組織
③”Agility-Native”を実現する ITマネージメント
④日本のイノベーションを加速するScrum
⑤”開発側” ”ビジネス側” の先へ 〜アジャイルで超えた3つの壁〜
⑥ハトマスクワークショップ
⑦わからないものをわかるようにする
⑧ぼくたちのひみつきち紹介

①Welcome to Agile Japan 2019!

オープニング。今年のテーマは"アジャイルでつなぐビジネスとIT"です。
Agile Japanのポリシーが素敵。多様性の尊重。ビギナー歓迎。建設的な意見交換。

オープニング中にSli.doでアンケートを取ったところ、ほとんどが初回の方でした。
参加理由も、情報収集やネットワーキングが多かったです。
自分も初めてだったことから、ドキドキしながら見てました。

②マネージャー不在の洞窟型組織

Groovy X社の林さんのセッションです。

LOVOTという、人を認識しコミュニケーションすることで成長するロボットを開発した中での話。
今回開発にはフラット型組織にして、アジャイルで開発したとのこと。
主な理由は、不確実性が高く、早く開発し、早く検証を行う必要があったこと。そして、不確実性を解消しながら進めるため、スコープがよく変わってしまい、ピラミット型だと担当領域間で認識のズレなどが生じてしまうためとのことでした。

Scrumで進める上で大変だったことは「不安との戦い」だったそうです。WF形式であれば、失敗しない範囲で作成することができる。しかし、Scrumの場合、小さな失敗を繰り返し行い、そこから学びを得て、プロダクトを最大化するため失敗する不安や先が見えない不安が大きかったとのことです。

このセッションでは、不確実性に挑むためには、WF形式では難しいことを改めて確認することができました。
また、小さな失敗を繰り返し、確実にすることの重要さを改めて聞くことができました。

また、LAVOTですがとても可愛かったです。
こだわりがすごく、ユーザが汚れないようにする仕組みや、一つ一つのパーツが全て複雑で細かく動けたり、体温だったり、まるで子供のようなロボットでした。

③”Agility-Native”を実現する ITマネージメント

ユーザ企業におけるAgile化という形でお話していただきました。

日本のユーザ企業は、ベンダー依存だったり、技術の空洞化が起きていることが、特有の問題として挙げられていました。

そんな中アジャイル開発にシフトしつつ、自分たちの技術力を上げ、クラウドを利用したり、AIを拡大したりしているとのことです。

ただし、アジャイル化については、全ての部署ではなく、レベルを決め、できる部署ができる範囲で変えていく手法をとっているそうです。
そのため、部署によってはWFに近しいものですし、進んでいる部署はScrumで運営しているそうです。

このセッションではユーザ企業の問題や、それを解決する方法についてお話を聞けました。
特に、日本だと米国ではユーザ企業の開発者数が大幅に違う点は驚きでした。

④日本のイノベーションを加速するScrum

Scrum Japan Inc. 平鍋さんのセッションです。

WFで対応ができなくなってきている現状の説明から、特定のテナントの事例を元にケーススタディを聞くことができました。

個人的に気になったのは、ギルド制度です。
複数のスクラムチームが存在しているため、Scrum of Scrumでチーム間の連携を取ったり、QAエンジニアが横串でテストナレッジを共有している企業で、興味のある内容をもとに集まる制度を導入していました。
いつ、どのくらいの頻度で集まるかはわかりませんでしたが、同じ興味を持つメンバーで集まって、テーマに沿って勉強したりする制度になっているそうです。

ギルド制度により、開発者の技術力が上がったりするのはいい案だと感じました。

⑤”開発側” ”ビジネス側” の先へ 〜アジャイルで超えた3つの壁〜

サイバーエージェント社 陶山さんのセッションです。

ビジネスから要求が来て、開発が作るというバリバリのWFをscrumにした話でした。
WFの時は、使われない機能を作ったり、開発とビジネスで壁ができて対立したりしていた。
そこでscrumを導入した時の壁をおはなししていただきました。

大きな壁が3つありました。
①信頼の壁
②透明性の壁
③ミッションの壁
その他に変化に向き合う壁

【信頼の壁】
営業側と開発側でコミュニケーションが無く、暗黙のルールがあったため壁があったそうです。
ふりかえりなどの場を設定し、コミュニケーションを取ることから壁を越えることができたとのこと。

面白かったのは、発言の敷居を下げるためにアナログゲームを行っていたそうです。

【透明性の壁】
あるあるな壁です。
双方で何をやっているかわからないため巻き込みが行いにくくなってしまう壁です。
ビジネスと開発のカンバンを一つにすることで情報共有を行い、巻き込みやすくしたそうです。

【ミッションの壁】
営業と開発でKPIの指標が違うことで、目線がずれたとのことです。
ユーザストーリーマッピングで課題を共有し、バックログの見直しを一緒にすることで目線を合わせることができたとのこと。

【変化に向き合う壁】
ここはとても重要でした。
上記3つの壁を越えるためには、変化に向き合えないと進めません。
そのため、scrumへの移行を1度失敗してしまったそうです。
原因は変化のキャパシティについてこれなかった事。
変化が多すぎて受け入れられなかったそうです。

セッション内で印象に残ったことは、変化のキャパシティと開発の担当範囲です。

【変化のキャパシティ】
変化が難しい理由の1つとして、変化に向き合える量が個々で違う。確かに。
だから変えることは難しいし、全員が向き合える量になるまで分解したりする必要がある。
だから少しずつ変えるんだ。

【開発の担当範囲】
透明性の壁を壊すために作成したビジネスと開発統一のカンバン。

見難いですが、右下3つが開発担当範囲。
開発中、テスト、Done。開発中には設計なども含まれると思いますが、ビジネスにおける開発って領域少ないなぁと感じました。

⑥ハトマスクワークショップ

その場でメンバーを集めて、ハトマスクを被り、6人でフォーメーションを組むワークショップです。
声かけられて実施したのですが、面白かった。
その場でできたチームなのですが、目的に向かって一致団結することができました!

⑦わからないものをわかるようにする

GuildWorks社 市谷さんのセッションです。

新規事業やサービス作りを行っていたり、初めてアジャイルに取り組む方向けの内容でした。
どちらも、不確実性に取り組む活動になります。
不確実性がありふれている中どのように進めるのがよいか…不確実の中に確実を作ることで進めるひつようがあるとのこと。
失敗したことでもナレッジ化し、失敗だということを確実にする。検証活動を元に確実性を高めていくのが良いとのことでした。

どのように進めれば良いのでしょうか?

「分かる」は現実に直面した時にしか理解できないため、選択肢を広く持ち、「分かる」に使う距離(時間や予算)を段階的に現実にしていく。
現実にしてく曲線を"現実歪曲"曲線と呼んでいるそうです。

より効率的にするためには?

現実歪曲曲線には"MVPの力学"が存在するそうです。
時間を最小化し、効果を最大化することができれば、より早く現実化できるため、検証するときは現実歪曲曲線の上側で検証するのが効果的。

でも現実は、想像だけで決め打ちしたり、大企業的な大戦略も取れないため、正しくないものができてしまう。

そこで必要なのが、立ち止まらせる問。

「正しいものを正しく作れているのか?」

問いにより振り返ることで別の方向性に気づき、正しいものに近づけるとのこと。

セッションで印象に残ったことは不確実性が高いからこそ、アジャイルのフィードバックを早くにもらえるを最大限活用して、目印を決め、進んでみて、ふりかえる流れが良いのだと感じました。
そして失敗も含めて「分かる」ようになることが重要です。

⑧ぼくたちのひみつきち紹介

Agile Japanの運営の方がnote上にひみつきちプラットフォームを作りたいという野望があり作成されました。
今回LTとして登壇されたのは、ヴァル研究所新井さん、楽天社キムさん、IMAGICA Lab蜂須賀さん、Timers鈴木さんでした。

詳細は下記のnoteになります。

皆さんのひみつきちとしてのルールはおもしろいなと思いました。

個人的には10%ルールすごくいいと思いました。
あとは、カンバン利用されているところが意外とあるんだと思いました。

その他

その他に、展示スペースで「旅するagile本箱」があったり、休憩スペースで休憩出来たりと盛りだくさんな1日でした。
また、グラフィックレコード技術がすごくて感動しました。
飲み物、食べ物、お菓子の無料配布はとても助かりました!

Fan Done Learn

今回セッションに参加することできませんでしたが、ふりかえろうと思います。

【Fan】

①各セッション
どのセッションでもそれぞれの想いがこもっててとても面白かったです。

②ビギナー歓迎
ビギナー歓迎ということで、twitterに自分の考えや疑問を投稿することができました。反応もあったりしたのでとてもよかったです。

【Done】

①twitter投稿
今回、どのセッションでも気になった箇所を投稿した。
返答があったことはとても良かったなぁ。
フォロワーも増えました。

【Learn】

①失敗をすることの大切さ。
今回参加したセッションの多くで失敗することの大切さを学びました。
失敗をナレッジ化して分かるようになる事が大切。
組織内にも失敗することに対しての捉え方は再検討するように促す必要はあると思った。
ここでいう失敗は「失敗=取り返しのつかない失敗」ではないので注意。

②変化のキャパシティ
人によって変更できる量が違う。キャパシティを見誤ると、受け入れられず、失敗に終わってしまう。少しずつ変えられるところから変えていこう。

③グラレコの面白さ
議事録に比べ読む必要がないので、とても良いと思いました。
絵は描けなくても、図を書くだけで議事として良いものが出来上がるので、やってみようと思いました。

④充電器の大切さ
スマホの充電器を忘れたため、途中で充電切れ。満足に楽しむためには、PCの充電器だけでなく、スマホの充電器も持っていく必要があると思います。

#agile #agilejapan

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二人の子供を持つ父。育児は積極的にをモットーに。興味は社員エンゲージメント。目指せチームメンバーの最大化ができるアジャイルコーチ。ストレングスファインダーの強みTop5は個別化、最上志向、着想、戦略性、学習欲。仕事の他に青少年育成と市民のシビックプライドを育てるコミュニティに参加
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