プロダクトアップデート大作戦
「明日から何をしますか?」
自分の思考をアップデートするための問いです。
8/1に「正しいものを正しく作る」の著者市谷聡啓様に、仮説検証型アジャイル開発や越境についてご登壇いただきました。
正しいものを正しく作るまでに至る道
プロダクトの多様性〜仮説検証型アジャイル開発〜越境〜思考をアップデートするための問いをお話しいただきました。
簡単に内容まとめます。
ソフトウェアの多様性
今のプロダクト開発は作るもの、作る人、作る技術それぞれが多様化していて不確実性が増えている。
だから「Do agile, Be agile」
アジャイルの強み
早く(少しだけ)形を作りフィードバックを学びにすることができる。
学びを元に正しいものを作ることができることがアジャイルの強み。
プロジェクトとプロダクト
アジャイルとしては学びながら進めることができるが、トレードオフが成り立たない不確実性が発生する。
プロダクトをプロジェクト分割し、余白の戦略、スプリント強度を強める戦術で、時間を意識ながら「つくる」のアジリティを上げる
仮説検証型アジャイル開発
「つくるもの」の不確実性は仮説を立て、小さく検証しながら開発する。
目的、実態、手段、順序を段階的に。
フォーメーション
POの責任と開発の責任から分断されがち。
PO一人の視座、視野からチームの視座、視野へ。
仮説検証をチームみんなで実施し、チームの視座を高める。
越境
チームの雰囲気が良くなることで同調圧力など、気付きにくい状況が発生する。
だから”問い”を持って自分たちを振り返る。
「正しいものを正しくつくれているか?」
詳しくはスライドシェアと正しいものを正しく作るをご購読下さい。
POメインでの質問会
個人的には今回のメインイベント。(POでは無いのですが。サポートとしては!)
POによるチームのLTと質問会。
各チームともに感じている問題をひたすらぶつけさせていただきました。
個人的に感じたのは以下の通り。
①プロダクトの関係者が多く、曖昧な事柄に関してはボールが宙に浮いてしまう。
プロダクト全体の作戦や越境する仕組みを作る。チームを越えようとしないのはダサイって気づこう。 → チームの視座を高める
②プロダクト関係者が多い中での共通ミッションの作り方
より上位層のミッションを意識する。会社、事業、プロダクト、チーム。
③膨大なバックログ
スクラムの欠点。膨大なバックログだと、重要なストーリーが埋もれてしまう。
だったら捨ててしまい、重要なストーリーの鮮度を保つべき。
④チームファーストとプロダクトファースト
どちらも必要。使い分けが大事。早く効果を知りたい場合はプロダクトファーストだし、チームビルディングが必要であればチームファーストを取る。
懇親会
懇親会という名の、延長戦でした。
こちらのもやもやを熱い思いで返していただけたこと感謝です。
思考のアップデート
「明日から何をしますか?」
冒頭で自分に投げた問いです。
きっと、普段の業務や突発的なタスクによって多くは変えられないと思ってます。
でも、いざというときに振り返るための「問い」は増やせると感じました。
プロダクトの成長に対する問い、チームの成長のための問い、顧客目線の問い、…
ぬるま湯に浸ってると感じたら、振り替えろうと思います。まずは自分から。
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