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こんなことを感じながら仕事していました

わりとずっとネガティブな内容なので、投稿せず下書きにしまっておいた、今から3か月ほど前に書いた記事。この頃から今はひとまず脱却しているので、供養的な感じで出してみます。

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2023.2.14

本日も勤務時間8hのうち1hが実質仕事した時間。いや、1hもかかってない。実はこの状況、3年くらい前から続いていて、とてもとてもとてもとても苦しい。でもなんとか時間をやり過ごさなくてはいけなくて、同じような状況の人をネットで探して記事を読んで、共感したり、自分とはかけ離れた状況だと気づいたら読むのをやめたり、そんなの、自分の現実になんの変化ももたらさない。

どうにかしたくて本をいくつか読んだ。前田裕二さんのメモの魔力、とか。坂口恭平さんの生きのびるための事務、とか。読んだ後だけはなんだかわからない嘘のやる気が出たような気がする。(そもそもやることがないのに、そのやる気ってなんなのだ。)
そういうのを繰り返して、あまりにも精神が落ち込んできて躁鬱病でもないのに躁鬱大学を読んだり、HSPのことを知ってチェックテストをしてみたり、友人に相談したり。人と関わりたくない、いろいろなことが気に障ってつらい部分は当てはまるが、それだけではそういう人には該当しない。ノーマル人間。どうしようもない”無価値観”が付きまとう。

本を読んでもいいかと面談で上司に聞いたら、許可がでたのでデスクで小説を読んで過ごした日もある。でも仕事してる振りしていたいわたしは、人目がやっぱり気になり周りが外出している時に、他の冊子と冊子の間に忍ばせてコソコソ読んだ。会社に来て一体なにをしてるんだろう…。
毎朝起きることが苦痛すぎた。noteという場所を見つけ、休日のことなどを日記として書くようになった。ここに投稿している記事はほとんど会社で書いている。でもずっとネガティブなことはできるだけ書かないようにしている。つらいことを吐き出したいわけではなくて、お給料をもらっているおかげで休日はこんな楽しいことができている、ほしいものを手に入れている、食べたいものを食べている、行きたいところに行けている、そんな引き換えの幸せを感じていることを、きちんと自覚しなければと思って書いていることが多い。

それから手帳を書く癖をつけた。今日やりたいこと、週末やりたいこと、今年やりたいこと、今日あったよかったこと、うれしかったこと、悲しかったこと。体調、食べたもの、言われたこと、読んだ本、読みたい本、見た映画、もらったもの、贈ったもの。自分の好きなこと、嫌いなことを100個書いた。子供の頃から今に至るまでのことを振り返ったり、思い出したりした。動画で学べるコンテンツを会社でID取得しているため、その動画を見てレポートをまとめたり。個人的には興味が湧くオンラインサロンにも入ってみて、まずはコーチングを学んだ。自分を癒す方法を知った。今は使命発見に取り組んでいる。スピリチュアルの世界をロジカルに学んでいる最中。

端から見たら、かなり迷走していることだろう。正直わたしも迷走しているとは思っている。でも、ちょっとした心地良さだったりワクワクを見逃すまいとしてもがいてる。いつか点と点が繋がればいいなと思って。こんなことしてるんだーって夫にも誰にも話していない。

早くもっと働き甲斐のある所へとっとと転職したらいいのでは?って何度も頭の中で、自分が自分に囁く。最初はただもっと仕事がもらえたらいいなとしか思っていなかったのが、そこを通り越して、そうじゃなくなった。もっと忙しそうなところへ転職して作業量が増えたところで、逆に上記で書いたような、一言でまとめれば”自分と向き合う”のをいつまでたってもしない人生になっていたんじゃないか、と思う。ただただサラリーマンとして働くことしか考えられなくなって、それが当たり前で正しい、それこそ充実だ。人生はこんなもんだと。思えば、今みたいに毎日”暇”になる前までがそうだったから。

正直現状はなにも変わっていないので、今もずっと勤務中はやることなくてそれを周囲にバレないようにして、時間を持て余して、その間にどんどん歳は取るのだし、苦しい。朝も日曜日も憂鬱だけど、これから我慢して働かなくても暮らせるようになる時代がくるのなら、なおさら今のこの苦しさは、我慢して働くことが価値のあることではないよっていうことだったり、自己肯定感を下げずに生きることであったり、そういうのに気づくタイミングであり訓練期間なのではないかと思えなくもない。ちょっと都合よく考えすぎてるかもだけど…。

人と関わることが苦手なのは、言い換えれば「今の会社の人と関わることが苦痛」なんだった。
根底では、もっと直接人と関わって、誰かのためになることがしたい。それなら余計にただ転職を選ぶのは違う気がするのだ。好きなこと、得意なことをみつけてそれを誰かに提供できるようになること、それをわたしにとっての”働く”にしたい。それから時間や場所に縛られる環境はいやだ。こうなったらわたしの人生最高だなっていう軸を築いていって、現状のネガティブな要素だけに意識を取られないで。今しか味わえない、今しかないこの環境からひとつでも気付きを得て、最終的には自分はどこにいても自分を肯定できる、幸せだと心から思えるように生きたい。

単に「現状に甘えてあまり行動しない人」なのかもしれない、まだまだ模索する。


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ありがたいことも嬉しいことも、楽しかったこともたくさんあったのは重々わかっているのだけど、毎日席に座っていて感じていたことはこんな感じでした。今思えば、望んでこの環境に身を置いていたし、この経験があって今の自分になったんだなって思えます(月並みですが…)。

”脱皮”という言葉がしっくりくるなあ。



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