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褒め言葉

連休中から急なトラブルで とりあえず今日迄物凄く忙しく 精神的にも肉体的にも激しく消耗した。

私1人で頑張った訳で無く 職場の仲間も手伝ってくれたり 上司も色々と配慮し フォローしてくれて一番最低の状態を脱した。

誰が悪い訳では無いトラブルなので 責任の所在などを責められた訳では無く取引先の交渉相手も 社内の関係担当部署の人も気遣ってくれた。

全力のベストを注ぎ 本来なら感謝と達成感に包まれて金メダルを噛む真似か 指1本を腕を伸ばし 高々と天を指しているポーズを取っているはずが 今 こんなに淋しい理由はただ一つ。

このトラブルの中 全集中しているはずの心のちょっと脇で ずっと あの人がいてくれたらという考えが伴走していた。


まあまあ大きな出来事だったが あの人のところ迄このトラブルの内容が届いているかわからない。

以前のままで同じ部署であれば きっと2人で組んで取り組んでいたであろう内容の物だったので彼だったらどう取り組んだか どう発言したかなど 前例無い内容で きっとこうだとあまり想像つかないが

 ずっと私の中では 彼がこの内容をどこからか聞いて どう反応するかどう思うか等凄く聞きたかった。

が 

それを聞ける事も無い。

大人だから 仕事だから当たり前の事は充分過ぎるほどわかっているのだが

私なりに頑張って乗り越えた事を少しで良いから褒めて欲しいと心が渇望している。

事実 出退勤の時間を早朝 深夜に変えて この問題に向き合う時間が一気に増え いつの間にか 連休終えてもう こんなに日にちが経っていたのか?と ちょっとよく思い出せない。

それぐらい目まぐるしかったのだ。(いや 単に私の頭が悪いだけの可能性も捨て切れないが)

励ましや慰めは どなたから頂いても嬉しい。



でも 褒められるのは あの人から欲しかった。



よくやったじゃん。

その一言で この疲れもきっと一気に飛んでしまい

まあねえー。

と子供の様に素直にえへへと笑えるのに。

その一言でこの淋しさも今すぐにシャボン玉のようにパチンと弾けて消えて 

また 褒められたくて新しいシャボン玉をいっぱい作るべく 思い切り息をふうーって吹き込んであなたを喜ばそうと頑張れちゃうのに。

現金な私は その言葉が聞けない限り 溜息しか出ないので シャボンも膨らま無い。

こんな日は 取って置きの ハーゲン...。

いや。もう 寝ちゃお。