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「ぼくの世界」・7日目 [2022年1月8日]・平成に関する「2019」・そして志賀直哉


今日の数字:平成に関する「2019」


1989年1月8日は、日本の元号が『平成』になった日。

平成は30年と113日間続き、「2019」年に令和元年になった。


今日ぼくは

数字の「2019」を手に入れた。

ぼくは、世界に

44 x 44 = 1936 個のセルを並べた。

「83」余ったので、取っておくことにした。

* * * * *

昨日ぼくは赤い絵の具を創ったから、
今日は真っ赤なイチゴを描こうと思った。
だけど描けなかった。
緑色の絵の具が無かったから。

それでぼくは、絵の具セットを創ることにした。

チューブの絵の具セット

これが2022年1月8日の「ぼくの世界」。


今日までの貯数:87


ところで、昨日は「N」が長々と何かを喋っていたような気がする。
いつか文句を言ってやるんだ。
だって、ここは「ぼくの世界」なんだぞ。


ぼくは夢見る。
もっともっと、いろんな数字を手に入れたなら
ぼくの世界は
どんどん、どんどん、どんどん
広がって行くのだろうか。
明日はどんな数字が手に入るかな。


どうも。「N」です。

「ぼく」がちょっとスネてますね。
まぁ、明日には機嫌も直るでしょう。

令和になったのはつい最近のようで、ずいぶん前のような気もしますね。

改元で戸惑うのが履歴書。

一年の中でも日付によっては前の元号になるので、頭がごちゃごちゃになります。
最近は履歴書を書いていないので分からないけれど、今は西暦でもOKなのかな?

日本で最初の元号「大化」は、西暦650年。
西暦650年は7世紀(601年~700年)。

「N」は「西暦」と「世紀」も、ビミョーに混乱します。

教科書や歴史の本で『7世紀のヨーロッパでは・・・』とか書いてあって、出来事の日付とかが西暦で書いてあると 、一瞬「え~っと」ってなるのは「N」だけなんでしょうか。

「西暦600年代」とかじゃダメなんでしょうかねぇ。
700年が入ってるからダメなのか~。
ややこしいなぁ。
600年~699年が六世紀ならスッキリするのになぁ。

と思ったら、「世紀の区切り」も色々な見解があって、あやふやらしい。

● 世紀 - Wikipedia 「世紀の区切りに関する議論」

「こんなことなら、もう、どれでもいいから一本に絞ってよ~」と言いたくなりますが、日本以外にも、独自の暦を使って暮らしている国や地域が結構あるし、やっぱり「暦は文化」ってことで、そう簡単に統一なんて出来ないんですねぇ。

そう言えば、20世紀に「小説の神様」とまで言われた小説家・志賀直哉さんが「日本の国語をフランス語にしたらいいんでない?」と提案したけど完璧にスルーされた、ということがあったらしい。

なかなか avant-garde なお方だったのですね。

言語も文化。
とにかく文化の力は強いのね、と痛感したところで、諦めて年代対照表を作ることにします。

それでは、また明日。



■「ぼくの世界」のご案内

「数字」と「ドット」でつづるイラスト・ストーリー・シリーズ
「ぼくの世界」へようこそ!

「ぼく」は「N」から、その日にちなんだ「数字」をもらいます。

「ぼく」はその数字の分だけのセルを並べて描画エリアを作り、そこにドットを描いて世界を広げてゆくことができます。

四角形のエリアを作って、余った数は「貯数」して足りない時に使います。

始まりはたったひとつの点。
日々、数字を獲得して
どんな「ぼくの世界」を創ってゆくのか。
「ぼく」も「N」も試行錯誤中。

どうぞ、お楽しみに!

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