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体癖診断カフェ・リポートvol.7
10月。朝晩ひんやりしてきました。いかがお過ごしでしょうか。つい先日、蟲の音色もすっかり移り変わった公園の森で、一匹の蝉を見つけたんですよ。ちょっとうれしくなりました。
日常で見つかる、そんなちょっとした”上がる瞬間”へ、ぜひ意識を向けてみてください。それだけで、ご機嫌さんになれますからね☆
さて、前回から少し間が空いてしまいました。お待ちかね!リポートです。今回は、こんなお話。
言葉のキャッチボールの妙
体癖診断の会では「○種は、この場合どう感じるの?」なんて対話がしょちゅうあります。
ぼくが各種を代弁する時もありますし、ご自身の体癖傾向を、納得済みの参加者の方が答えてくださることもあります。
そこ、貴重な愉しみの果実なんですぜ。
まさに、実りの秋♪
けんけんのカフェは、日常の何気ない他者との対話を、体癖という"ものさし"を念頭に意識しつつ、自分も周りの人も観察できちゃう場です。
質問があれば、いつでも、どこからでも、してもしなくてもOK!身に起こってきた些細な違和感へフォーカスすると大きな気づきに繋がります。
……参加者の皆さま丸儲けな、カフェの宣伝しちゃいました。話、戻しましょう。
先日カフェでの、上下型1種と左右型3種の何気ない対話を挙げてみます。
Aさん(左右3種傾向)「ちょっと、質問いいでしょうか?」
けんけん「はい、どうぞ~」
Aさん「1種傾向の方にお聞きしたいんですが、自分の経験では、1種傾向の人が2種傾向の人に対して、マイナスの評価をしてるケースが多かったんですが、それってなぜですか?」
けんけん「へ〜そう感じてはるんですね。さて、どうなんですかね?」
Bさん(上下1種傾向)「1種が2種に対して”マイナス評価?”ですか?」 「うーーーーーーーーん………(苦悶)」
3種傾向のAさんが、疑問に思ったことをストレートに聞いたのに対し、1種傾向のBさんはちょっと答えに詰まってしまった。
ちなみに、その時のBさんの頭の中は、こんな感じだったそうです。
Bさん(上下1種傾向)の頭の中(思考)
はて
自分は2種に対してそういう評価はしていない。
でも
Aさんの問いが客観的事実かどうかは別にして、
聞かれているからには、1種を代表して回答しなければならない。
もし
そういう評価になるとすれば、という仮定で
思い当たる節はあるだろうか?
からの
苦悶(の表情)。。。
と、あたかも、提起された問題を真摯に解決したいという方向へと感受性(上下1種は、思考優位)が働く。
「なぜ今、その質問をするのか」「なぜ、その言葉を使うのか」「その言葉のここでの意図(概念)は何か」等々、質問に対する正解を求めて思考は巡り、"できる限りその質問に対して正しく答えたい"ために、必要なら即、質問者に質問が返ってきたりもします。
「もう少し、質問の内容を明確にお願いします」的な。
それも、数秒間の間にそうなるんです。身体が、そのように無意識的に反応しちゃう。それが、感受性傾向=体癖です。
上下種の人はそんな実直さがありますが、場合によっては、質問した人や周囲の人から
「そんなに堅苦しく考えなくても…」
「ノリで聞いたのに反応が悪い、鈍い」
「もしかして、自分の質問がわかりにくかったかな?;;」
なんていう印象を持たれたり、与えちゃうかもしれません。
お互い意地悪じゃないと思うんですよ。答えるのであれば、きちんと答えたい、問題解決したい、という欲求を満たすために、(上下的な感受性からすると)情報が足りていない状況だから、
困っているだけなのよ~。
だから、苦悶(の表情)になる。投げられたボールを受けた…のはいいものの…どう返したものか、困ったなこりゃのサインです。
こんな場合、どんな風に言葉のキャッチボールをすれば、お互いによりスムーズにコミュニケーションできるでしょうか。
体癖(感受性)の違いという事実を、きちんと理解した上で、日常生活でどう活かしていくか?
体癖を学ぶ面白さのひとつは、そこにあります。
『体癖入門・解説講座@渋谷』
☆受講者募集中☆
10月26日(土)16:00~18:30
https://note.mu/blue_new_moon3/n/n323faa944095
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