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籾殻って固まるんだ! Day97

こんにちは!
だいすけです!

前日に引き続き、グラインドミル制作機械メーカーのトロムソさんの研修に参加させて頂きました!

こいつからニュルニュルっと
カールしたポテトみたいに圧縮された籾殻が
出てくるのです。
籾殻って乾燥してて、どう考えても
固形にはならない見た目をしています。
だから、最初は嘘だろ?って思ってました。
あんなチャーハンよりパラパラなものが
圧縮されただけで出てくるはずがない
と思っていざ研修開始。
色々な機材を準備して、籾殻を上から投入します。
しかし、ここで問題発生。
クファマで用意した籾殻に石が入っていることがわかりました。
この機械はなかなかド派手なことをしてくれますが中は結構繊細。
石が入ると壊れるそうです。
籾殻と石を分けるのに登場したのが
我らがクファマ製品 唐箕(とうみ)です。

とうみ

唐箕というのは本来はお米と籾殻を分けるための機械で、構造は至って簡単。
風を起こして分けていきます。
そんな唐箕を今回は石と籾殻を分けるために使います!
これを使うとあっという間に石と籾殻が別れていきます。
当たり前ですが、しっかり分けられるのを見ると感動を覚えます。

唐箕で分ける作業をしながら、研修を続けます。
やっとこれで本命のグラインドミルです!

最初は機械を温めないと正規品が出てこないそうです。
暖気運転の時はこんな感じの粉が出ます。

これをもう一度戻して固形燃料にすることもあれば、肥料につかったり、動物飼料に混ぜたりすることもあるそうです。
捨てるところがない籾殻。
だんだん温まってくるとこんな感じのがでてきます。

こんなくるくるしたのがでてきます。
しかも、結構硬い!さらに圧縮されるのでホカホカ、ツルツル、テカテカの固形燃料が出てきました。
ニョキニョキと出てくる様はずっと見ていられます。
でも、大事なのはこれです。

燃えるのかどうか!
あれだけカチカチに固めちゃって、燃えるのかすごく気になります!
さっきからトロムソさんの製品に失礼なことばかり言ってて怒られないか心配です。(トロムソさんごめんなさい)
どのくらい燃えるのか、火のつき具合はどうなのかやってみないと分かりません!
ということで、1キロくらいをかき集めてクファマ内で熱処理加工をしているエリアで実験です。
熱処理担当の人は背の高い強面な人。
怒られないかなとビクビクしながら、「入れてもいい?」と聞くとすぐに快諾。
担当者も燃料がどんなものか気になってたらしく、笑顔で返答をもらいました。
まとめてやった方が効果がわかるので1キロ丸々投げ込みました。

火の中に入れて少しするとぐんぐん高い火がでてきます。
周りも暖かくなって暑いくらいです。
個人的には炭よりも火力はあるんじゃないかなと感じました。
これをみた熱処理担当者もいいね!と言ってくれました。
かなり評判もいい感じです。
(疑ってすみませんでした。)

今回研修に参加した人も、家で使ってみたいといくらか持って帰っていたようです。
職員の家でもきっと良い結果になるだろうと思います。

そして、今日は良い知らせが!
ついにCDR(村落開発普及員)がヴァキナンカラチャ県(アンツィラベが属する県)の農業 畜産局で会議をするとの情報が!
やっと動き出しそうです!
アンツィラベの街を飛び出して、色々なところで活動することになりそう!
明日が楽しみです!

今日はこんな感じ!
それじゃあまた明日!

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