安全対策について学ぶ Day 661

こんにちは!

だいすけです!


今日から安全対策連絡協議会及び

隊員総会weekが始まりました。


金曜まで首都に滞在します。


今日初日は安全対策連絡協議会でした。

これは前回から書いてますが、

マダガスカル国内での安全、健康など

に関する情報を専門の方から

共有してもらいました。


やはり、マダガスカルは最近

強盗などの犯罪が増えているようです。


残念なのが、事務所近くの通りで

犯罪被害が増えていることです。


隊員も被害があったりして、

少しずつ事務所の近くも

歩きにくくなってきているなと

感じました。


特に、こちらでは武器を使った

強盗が多く凶悪性をましています。

首都がどんどん住みづらくなってしまうのは

ちょっと悲しいです。


そして、健康面では

隊員の任期中での疾患で

気管支炎が入っていました。


首都は特に空気が悪いです。


首都にくると特に喉をやられます。


途上国あるあるなのかもしれませんが、

首都の大気汚染はかなり深刻です。


かといって、空気を吸わないという

選択肢もないのでここにいる間は

耐えるしかないというのが現状です。

(首都以外は割と空気は綺麗なように

感じます。ただ、乾季は砂埃が舞うので

今の時期は雨季に比べたら空気が悪い

感じがします。)


そして、今議員選挙期間中です。


議員選挙の情報も共有してもらいました。


比較的に安定した選挙活動が

行われているようで大きく目立った

デモや暴動は起きていないという

ことでした。


ただ、今後どうなるかはわからないので

引き続き警戒は必要ということでした。

デモや政治集会が急に開かれて

街に帰れなくなったり、いろんなことが

想定されます。


大統領選の時もそうでしたが、

アンチラベでの現地人への情報収集が

大切になりそうです。


終わった後は、同期と昼食を

取りました。


今日は同期のサッカー隊員と

食事をとったのですが、僕と同様

就活をしている組です。


彼の就活の動向ややり方など

お互いに情報交換をしました。


久しぶりにこういう話をしていると

大学の時の就活を思い出します。


食事をとったあとは、

コミュニティ開発の分科会という

任意参加のグループがあって、そこで

専門家の方との意見交換会を

行いました。


今回は僕が代理でこの分科会の長を

勤めていて、専門家の方との調整も

させてもらいました。


日中の時間にこのような機会を設けてもらえる

というのはなかなかない機会です。


隊員からは日頃の活動とその悩みについて

相談し、専門家からアドバイスをいただき

ました。


実際の活動の中の悩みにアドバイスを

してもらう形だったので非常に勉強に

なりました。


今まで活動の相談をするといっても

隊員内での共有だったので

その解決法が出ずに、悩んでしまったり

行き詰まることもあったのですが、

明確な一つの答えをもらえたというのは

非常に僕らにとってはありがたいものでした。


これから帰って実践ができてさらにそれを

フィードバックして、さらにブラッシュアップ

できるというのは非常に大きいです。


この中で、専門家の中でハッと気付かされた

言葉は「固有名詞のわかる活動をしてきてください」

というものでした。


帰った時に帰国後の活動報告というのが

あると思いますが、その時に

「ここで〇〇を〇〇回やりました」という

話よりも「〇〇さんとこんなことを

しました。」ということの方がイメージが

つきますし、印象に残ります。


帰国後は協力隊を増やすというのも

ある意味でOBとなる以上、やるべき

ものだと思います。


その時に、印象に残る話をできる

というのは非常に大事なことの一つだと

思います。


帰国後はこの経験を活かして、

仕事をしていくことになりますが、

「協力隊ってどんな仕事なの?」とか

「何をしていたのか?」というのを

説明することがあると思いますが、

そういう時にそういう話ができれば

相手にも協力隊がどんなものか

イメージがつきやすいと思うのです。



自分の中で大事なことなので

みなさんに共感してもらえるかは

わかりませんが、書きました。


今日は夜は専門家の方との食事会

プラス明日で日本に帰国する大学院生との

食事会ダブルブッキングでした。


たまたま、被ってしまったんです。


しかも、まさかのお店も同じところでした。


最初の30分だけ専門家との食事会に

お邪魔して、その後は大学院生との

食事会。


しかも隣の部屋。


なんだかとても変な感じがしますが、

まぁこういうこともあるでしょう。


今日は大学院生だけでなく

マダガスカルに遊びにきていた

今度東南アジアで活動される短期隊員のかたと

そのご家族が一緒に来ていました。


今日はすごく面白い1日でした。


院生が連れてきた短期隊員の方は

マダガスカルに1ヶ月ほどの滞在されていて

隊員がいけないところもたくさん回っている

方でした。


しかも、バオバブは行っておらず、

動物をたくさん見にきたという家族で

いい意味で振り切ってて聞いていて

面白かったです。


なんというか生き方も面白かったのですが、

これ以上書いて身バレさせてしまっても

申し訳ないのでその辺は伏せさせて

もらいます。


1ヶ月ほどの滞在の中で

いろんなマダガスカルのことを

聞いてこられたようで、なんというか

その本質というかマダガスカル隊員がよく直面する

「実は彼らはそんなに困ってないんじゃないか

彼らの生活を変えることが果たして本当に

必要なことなのだろうか?」という疑問に

短期間でたどり着いていて、驚きました。



え?隊員やってました?と思ってしまうくらい

マダガスカルのことを聞きまくったんだろうな

と話を聞いていて思いました。


こんなに面白い方と繋いでくれた

院生さんには本当に感謝です。


なんというか、マダガスカルに

来ておきながら日本人の素敵な出会いも

たくさんできました。


多分日本では出会えなかったであろう

人たちとこうやって出会えたのは僕にとって

本当に貴重な経験であり、財産です。


そして、帰り際、短期隊員の奥様から

「そういえば私Twitterでだいすけさんに

コメントしたことがあります」と言われました。


そして、旦那さんである短期隊員の方も

すでにTwitterで僕のことを知っているようでした。


そして、帰ってからTwitter見てみると

あった!

本当にありました。


しかも、こんな人もいるんだなぁと

なんとなく珍しい人だなとおもっていました。


なんとその人だったなんて。


伏線回収のような出会いでした。


そして、帰り道。


タクシーでホテルまで戻っていると

途中で警察に止められました。


窓を開けるように促され

覗き込んできた警察が

「パスポートはありますか?」と

聞いてきたので「あるよ」と

答えると「コーヒー代を僕らに

ください。」と言ってきました。


要は賄賂をくれ。と言っているわけです。


彼らは警察官なのですが、

ダメな警察官です。


初めてこういうのに僕は出会しました。


他の隊員も20,000Arという大金を

取られています。


これは絶対に渡したくないと思い

とりあえず、カルトブルー(当国外務省が

出している公式の書類)をしらばっくれながら

出すと

警察から「お前日本人か?」と言われたので

「そうだよ。日本人。ボランティアで来てる」

と答えると

「日本の漫画がすきなんだよ!」と

言ってきたのでこれはしめたものだと

思い「何が好きなの?」と聞いて

どんどん話を盛り上げていきました。


「すごい面白いよねぇ」とかいろいろ

適当に話を合わせていると向こうの緊張が

緩んできた気がしたので

「じゃあ僕帰っていい?」と

聞くと「コーヒー代。。」と言ってきたので


「んーじゃあまた今度ね。行っていい?」

と聞くと

あっさり「うん。行っていいよ」

と通してくれました。


僕も初めてのことだったのでタクシーの運転手に

「こんなことあるの?」と聞いたら

「ない」と首が取れるんじゃないかってくらい

横に首を振るわれました。


あ、僕すごくない?って話です。


でも、隊員の中に値下げ交渉をした隊員が

いたので、僕はそのさらに下を潜り抜けて

いきました。


マダガスカル語が話せて良かったです。


というわけで、今日はこんな感じ。

それじゃあまた!

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