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ヘアサロン、メイメイ店の危機

今晩は。今はバンクーバー真夜中です。丁度土曜日迎えたところ。フライデーナイトですから、意味もなく夜更かしです。

とは言っても、片付けや気になっていた雑務をバタバタとやっつけてたらこんな時間になってしまった感じでなのですが。

さて、うちのティーンエイジャー達、色気付いてきまして、暇さえあれば鏡の前で色々な角度からチェックしてます。「今日の前髪いい感じじゃ無い?」と返事に困ることもサラッと言います。

の割に、口の周りに歯磨き粉が髭のように一周しているには気づかない。気にするところ、ちょっとズレてる?

彼らのいま一番の関心ごとは髪型。小さい頃からずっと私が切ってきたのですが、最近は去年くらいから次男坊パーマをかけたいと言い始め、流石に私のレベルではなくなってきました。

そんな話をしていたらお友達の美容師さんが行ってあげようか?と声をかけてくれ、その時からうちに来てもらってカットしてもらえるようになりました。

長男の髪の毛はは私同様黒い太い多い。そして次男は猫っ毛で栗毛色、ペラッペラです。そんな個性溢れる髪の毛を友人は手際よくカットしてくれて、子供達は大満足。仕上がりが全然違います。やっぱりプロですね。

初パーマもかなり気に入ったようで、今では「そろそろ呼んでもらおうかなあ」と子供達から2-3ヶ月に一度予約のリクエストが入るようになりました。

時々私もカットしてもらい、今では家族揃ってお世話になっています。ですが、なかなか二人の時間が合わず、一人のカットでうちに来てもらうのも躊躇われ、更には長さは変えずにちょっと薄くして欲しいみたいな、ちょっとした手直し程度で手を煩わすわけにはいかないので、サロンドメイメイ再開店です。

前回カットは8月中旬。もう少しで2ヶ月なのでそろそろ重たくなってくる頃です。長男は剛毛なのでアフロとはいかなくても炎くんみたいに大きな頭になります。流石に本人も何とかしたいようで、長さをキープして薄くして欲しいとのこと。

スキバサミでザクザク。どんなにすいても髪の毛の量が多いので、うまくいったのか切りすぎなのか全くわからないけど、何となくさっぱりして長男からも意外な高評価。うまいじゃん、と言われ私もまだまだできるなとちょっと天狗になっていました。

そして次男坊。試合中に前髪が目にかかって邪魔とのこと。お兄ちゃんのカット成功に気をよくした私は「また来てもらいたい」と友人からのカットを切実に希望しているのに、「それくらいならお母さんが切ってあげよう。」と遠慮がちな次男を無理やり椅子に座らせカット開始。

お兄ちゃんと同様にスキバサミでザクザク空いていく。あれ、なんか感じが違うなあと思いつつ、チョキチョキし続け、完成!

でもなんか変。えっもしかして切り過ぎ?失敗?いやいやそんなはずはない。でも。

「短すぎるかも。」

次男坊、鏡の前で大分がっかりしてる。短くていいよ!さっぱりしたじゃん。こっち見てみ。

正面から見た次男坊、赤鬼みたい。鬼のパンツの歌が頭に流れ、もう止まりません。

変じゃないよ。かっこいいよ。と頑張ってみるけどもう腹筋限界、笑いがお腹の底から湧いてきて、もう涙まで出てきてしまう始末。

上手に説明できませんが、インスタント焼きそば風の毛糸をくしゃくしゃっと丸めてポンと頭の上に乗せた感じ?もしくは鳥の巣が3年くらい留守な感じ?

もういいよ!と次男プリプリ。

大変です、見た目命の次男坊を赤鬼にしてしまいました。今月はハロウィンもあるのでツノさえ作ったら今年はもう赤鬼で決まり!とことの事態を把握してないわけでは無いのに妄想は止まりません。

怒りながら宿題をする健気な次男。少しすると元気はないものの機嫌は大分回復したみたい。

一緒にもう一回髪型チェック。そんなに切ってないのにおかしいなあ。ここをもうちょっと手直ししたらいいんじゃない?ここももうちょっと切ったら。

と少し手直ししたらかなり改善されました。外出不可からちょっと失敗レベルへ格上げです。

よかったね。という私に次男坊は一言。

次はお友達に頼んでね。

了解しました。

イメージはkotoba_tanosiiさんのうさぎのハサミ。昔子供達が小さかった頃使ってたマイメロディのピンクのうさぎのハサミ思い出しました。可愛くてホッとします。

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