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この発想はなかった!eスポーツゲームのニューフェイスは自作PCカルチャーから

現在、私は自宅で自作PCを使っている。ゲームは当然として、YouTube、インターネットショッピング、noteの原稿書きなど、ありとあらゆることをこの自作PCで行っており、1日12時間以上はPCを使っている。

自作PCを始めたのは25年ぐらい前で、いわゆるDOS/Vが主流OSだったころだ。自分が使うPCをこだわったパーツで構成して、オーバークロック限界を探りながら常用環境を構築することにすっかりハマってしまい、今なおその魅力から離れられない。

PC Building SimulatorのeスポーツDLC

PC Building Simulatorというゲームがあるのをご存知だろうか? ゲームと呼んでいいのかすらわからないが、PC内の仮想環境でPCを自作するというなんともある種狂ったタイトルだ。

しかし、実際のPCパーツメーカーから公式ライセンスを多数受けており、シミュレーターとしての完成度も上がってきている(ゲームとして面白いかどうかは別)。一応、キャリアモード(俗言う、ストーリーモード)があるが単調ですぐ飽きる。

このPC Building Simulatorが、突如DLCの配信を始めた。その名も「PC Building Simulator Esports Expansion」だ(Steam上のタイトルはオーバーローカライズな『Eスポーツ拡張』となっている)。

予算内でいかに要求に応えるか?ある種の中間管理職シミュレーター

設定としては、さまざまなeスポーツチームの技術サポートを自作やパーツチューニングを通して行うようだ。設定に沿って言うなら、「試合の日のためにチームのマシンをパーフェクトに整えること」。

これを聞くかぎり、本編と大きく変わることはなさそうだと思うかもしれないが、実際そのとおりだといえる。

このDLCで味付けが変わっている部分といえば、予期せぬ依頼や問題に対処しながら予算の調整をすることだろう。Esports Expansionでは、週単位でゲームが進行する仕様になっており、毎週予算が設定される。この予算の中で、さまざまな問題や要求に応えるということになるわけだ。

日本語にもローカライズされているし、DLCでも1,000円ちょっとで導入できるので、気になるならさっさと始めるのがいい。しかし、こんなeスポーツタイトルが出てくるとは予想できなかった。世界には自由な発想を持っている人がいるもんだ。

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