【にじ甲子園2024】総括+個人的ベストナイン

私立梨海高校

まずは優勝おめでとうございます。
そして、悔しい思いをした昨年大会からのリベンジ達成おめでとうございます。

私事としても、優勝予想を見事的中できてホクホク顔です。

過去のにじ甲において”上位から下位までが満遍なく打つチーム”が優勝する傾向にあるというデータがあるので、それに基づいて考えた結果、野手全体のミートパワーを平均的に高く伸ばしていた上に打撃系青特も豊富な私立梨海高校を優勝予想に選ばせて頂いたのですが、実際に決勝の舞台でもその”激打”を存分に発揮してくれましたね。

とはいえ、エース・ござによる圧巻のピッチングには驚きでした。
もう少し投手を継投しながら戦うチームだと思っていたので、やはり事前のデータなんて参考にならないくらいに予想を上回ってくる面白い大会だなと改めて思いましたね。


今大会の記録

まず、本企画ではもはや勝利の女神の如き扱いをされていた『キャッチャーA』不敗神話が崩れ去りました。
一応、数ヶ月前に開催されたVtuber甲子園でもキャッチャー能力なしの高校が優勝していますが。
さらに、『キャッチャーA』に次いで強力とされる『威圧感』も未所持で優勝した初の監督にもなります。

また、以前の記事でも書いたように、主力メンバー(スターティングメンバー)に転生・天才なしのチームが初めて優勝しました。
2021年の大会からは転生投手+『キャッチャーA』の組み合わせを揃えた高校が優勝台を独占してきていたので、これは今後の企画に影響してくるレベルの快挙かと思います。

私立梨海高校は大会史上初の、全戦通じてホームラン0本での優勝です。
パワーヒッター系の青特を敬遠していたり、『強振多様の本』を敢えて使用しなかったりと、”一発で決める野球”よりも”つなぐ野球”を意識した結果だと思います。

五十嵐監督は今大会、予選から全勝優勝。
これは、椎名監督(2回)以来、史上2人目の快挙です。

不破監督は2020の樋口監督以来の、予選で黒星をあげながらの決勝進出。
予選リーグが4チーム以上になって以降は初です。

椎名監督は今大会も4戦3勝1敗で勝ち越し。
最多出場ながら、俄然最多勝率記録を継続中。
細かい数字は未計算ですが、未だ通算勝率8割以上?
さらに、出場した大会では全て3位以上の好成績。


次回大会に向けての考察

2021加賀美実業、2022王立ヘルエスタ、2023にじさんじ高校、そして、今回の私立梨海高校と、打力(ミートとパワー)を高く育て上げたチームが優勝している。
にじ甲企画内で現在主流とされている走力特化育成の流れが変わる可能性があるか?

他校の打者陣が苦しんでいた『闘志』『重い球』持ちの舞元のストレートをことごとく弾き返し続けた梨海打線のステータスに注目した場合、パワーの重要性が再評価されていくかもしれない。

Bリーグ、にじさんじ高校VS銀河立超チャイカ高校のKOTOKA。
3位決定戦、にじさんじ高校VS英雄アカデミーのレヴィ。
優勝決定戦、ギラギラホスト高校VS私立梨海高校の舞元。
この辺りの投球内容を見てみる限り、フォークの無敵神話もそろそろ終幕か?
今大会に限っては、フォーク以上にスローカーブが猛威を奮っていたようにも見える。
フォーク持ちの四球も目立っていたので、以降の大会ではその辺りのリスクも考えながらの育成が必要になってきそうだ。

最近はCPU戦における有志による検証データなんかが多々揃ってきていて、今大会はそれに基づく特殊なステータス調整なんかも流行っていたりはしていたけれど、以前からパワプロのデータとにじ甲本戦との比較を行っていた身から一言言わせてもらえれば、
データは所詮データ。実戦は一度しかないし、何が起こるか分からない。
これに尽きる。

また、検証環境はあくまでも検証環境であり、にじ甲環境とはまた別と考えて、参考程度に留めるのが吉だとも思います。
個人的にも各種データを多方面からせっせと集めながら分析を行ってはいますが、
「にじさんじ甲子園」のデータは「にじさんじ甲子園」でしか取れない。
をモットーにしているため、有志の検証データよりも、過去のにじ甲本戦における統計データ等の方を強く参考にしていたりします。


ベストナイン&MVP

◆Aリーグ◆
投 ござ (私立梨海高校)
捕 町田 (帝国立ふれんず学園高校)
一 ぷてち (私立梨海高校)
二 むぎ (私立梨海高校)
三 風楽 (私立願ヶ丘高校)
遊 葛葉 (私立願ヶ丘高校)
外 魁星 (私立願ヶ丘高校)
  かげまる (私立梨海高校)
  KPニキ (英雄アカデミー)

◆Bリーグ◆
投 KOTOKA (にじさんじ高校)
捕 小柳 (ギラギラホスト高校)
一 ソフィア (ギラギラホスト高校)
二 いちご (銀河立超チャイカ高校)
三 ひなP☆ (ギラギラホスト高校)
遊 渡会 (ギラギラホスト高校)
外 シェリン (にじさんじ高校)
  卯月コウ (にじさんじ高校)
  葉加瀬 (銀河立超チャイカ高校)

◆ABリーグ総合◆
投 ござ (私立梨海高校)
捕 小柳 (ギラギラホスト高校)
一 ぷてち (私立梨海高校)
二 むぎ (私立梨海高校)
三 風楽 (私立願ヶ丘高校)
遊 葛葉 (私立願ヶ丘高校)
外 魁星 (私立願ヶ丘高校)
  かげまる (私立梨海高校)
  卯月コウ (にじさんじ高校)

◆MVP◆
ござ (私立梨海高校)

◆ゴールデングラブ特別賞◆
葛葉 (私立願ヶ丘高校)


例によって優勝校やリーグ1位通過高校から多く選出しています。
まぁ、戦績を見ても十分に選出に値するかと。
Bリーグ二塁手とABリーグ総合の三塁手、遊撃手辺りはかなり悩みどころだった。
選外の選手の中でも、

イブラヒム (英雄アカデミー)
舞元 (ギラギラホスト高校)
ミラン (私立梨海高校)
ジョー・力一 (レインボール高校)
ほちかわ (帝国立ふれんず学園高校)
ネス (ギラギラホスト高校)
ヴァーミリオン (にじさんじ高校)
ゆめお (私立梨海高校)
霊夢 (帝国立ふれんず学園高校)
桃音 (ギラギラホスト高校)
しば (にじさんじ高校)

辺りはかなり有力候補でした。
リリーフ陣は全体的に活躍した選手が多すぎたので選びきれなかったです。

公式投票だともう少し人気投票の色合いが強めになるだろうけど、まぁまぁそれはそれで。



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