Vtuber最協決定戦Season6総括

総括

まずはじめに。
にじさんじ甲子園2024の1位2位につづいて、Vtuber最協決定戦Season6の1位2位もドンピシャで当てました。
ドヤ顔いいっすか?

V最史上最大の接戦。
上位2チームはまさかの同率。
3位チームも最終マッチの結果次第で優勝が見えた。
4マッチ終了時点で1位から5位までが15ポイント差のデッドヒート状態。
極めつけは、表彰台に上がった3チーム全てにチャンピオンなし。

おそらくスクリム通じてもここまでの大激戦はなかったのではないかなと。
それくらいに白熱した大会本戦でした。

P.S.個人的ベストクリップは、最終試合でのバチ肉グルメ調査隊、覚悟のIMC上への奇襲。
あそこで屋根上に仕掛けなければ、バチ肉グルメ調査隊は優勝には手が届かずとも正真正銘の最終試合を”悲願”のチャンピオン獲得で彩ることも出来たし、3位入賞も少ない確率ながらもあった。
しかし、優勝以外は眼中にねぇと言わんばかりに、それら一切をかなぐり捨ててキルポを拾いにいったムーブは、過去のV最協にもなかった、良い意味でのイカれた強襲作戦でした。


FNATHEPTION

優勝するならキルポイントで稼いでくるだろうと予測はしていたけれど、まさにその通りの大暴れ。

ただ、やはり本番環境の悪魔か、自分たちのやりたい破壊ムーブはなかなか出来てなかったようにも見える。
どちらかといえば、常に敵チームに攻められ続けながらも、そこを上手く返して捌いてポイントを稼いでいく、まさに27キルチャンピオンを獲得した時の同様の戦い方で勝ち取った優勝ではないかと思う。

あとは、安置が2回近隣に寄ったり、コンソールが毎回自ランドマークに生えていたりと、運でたぐり寄せた部分も大きかったとは思う。
強ランドマークであるCETOステーションを獲得出来たことも含めて、やはり優勝するためには”持ってる”ことも必要だということだ。


CR寿司

同率ポイントながらも惜しくも2位。
しかし、カスタム時のオーダー力と、それに付随した要所でのファイト力は本番でもフルに発揮されていて、しっかりその強さを見せ付けられたのではないかなと思う。

実は個人的に、試合開始時に立ち入り禁止区域、CETOステーション、ザ・パイロン、カスケードフォールのリングコンソールの有無を毎回チェックするようにしていたのだけれど、おそらく5試合中4試合でコンソールが湧かないという大逆境。
FNATHEPTIONが”持っていた”チームとなると、CR寿司は”持っていなかった”チームということになってしまうが、そんな苦境でも安置の中にするすると入っていく神オーダーと殲滅力は流石としか言いようがなかった。


もくだよ!めいぷるすたー☆

細かいポイント状況などは整理出来ていないが、おそらく最後のマッチでチャンピオンを獲得出来ていれば、その最終ファイトでのキルポイント次第で優勝もあったのか?

ファイト力的にキルポイントを多く稼ぎ出すことが出来ないながらも、その現実をしっかり踏まえた上で、早々からプレースメントを高める練習を繰り返していたことが、今回の好戦績に繋がったのではないかと思う。

カスタム開始前の下馬評では強すぎるとの声も多かったようだが、個人的にはむしろ、かなり苦しむことになるチームのひとつなんじゃないかなと睨んでおり、実際にカスタム期間中も結果が奮わないことも多かったので、本番までに仕上げることが出来るのか心配なところではあった。
しかし、スクリム中盤からの怒濤の成長曲線は素晴らしいものがあり、おそらくチームとしての伸び率は全チームの中でも1、2を争うほどだったんじゃないかなと思ってる。


大会本番の傾向

今回こそ外ムーブチームが戴冠できるかという点にも着目していたのだけれど、惜しくも届かずと言ったところ。
(外ムーブ最高は4位の青の唯我論者)

上位3チームはどれも安置が近隣に寄った回数が多かったチームでもあるので、この傾向も今までの大会と変わらず。
逆に上位3チームが比較的苦手としていたウォール安置や右下安置がこなかったことも、少なからず結果に影響しているだろう。

ただ、今大会で明確にひとつだけ以前までの大会と変わった部分もあり、マップ変更の影響か、ポイント上限増加の影響かは分からないが、本番でもスクリム時と同様に積極的にファイトを仕掛けていくチームが多かったように見受けられる。
それもあり、以前までの大会であったような、スクリム環境と本番環境がまるで違うなんてことはなく、スクリムのときの延長線上のような試合展開が繰り広げられていたように思う。

次回大会はおそらくまた1年以上後になるので、そのときのプロシーンの状況などによってまた大きく変化することもあるだろうが、今大会のファイト多めの試合模様は今後も引き継がれていくのではないかと予想している。


そして、今大会1位と2位に君臨したFNATHEPTIONとCR寿司に共通する点があることにも注目したい。
何を隠そう、このファイトまみれの試合環境の中で、この2チームは他チームからの攻撃を幾度となく”返しきっている”のだ。

こういった環境下だと、どんなチームも他チームからの奇襲を受けて、ApexLegendsでは不利と言われる迎撃ファイトをせざるを得ないため、その負け筋濃厚のファイトを返せる力は、今大会を勝ち抜くためには非常に大きなピースとなったように思う。

スクリム中に更新していた記事に掲載しているチーム毎の評価表では”防衛”の項でランク付けしていた部分ではあるが、その”防衛”の項で最高のAランクをつけた3チーム中2チームがこうやって本番でもその”防衛力”を活かして勝ちきっていたので、以降の大会でも、その”防衛力”、”迎撃力”がさらに重要となってくるかもしれない。

ちなみに、防衛の意味合いがちょっとだけ変わってはくるものの、Season5優勝のめいぷるなっつばにーだよも、唯一の防衛評価Aをつけた上での優勝だったので、やはり、防衛側不利なゲームシステムだからこそ、防衛で輝けるチームが一歩先んじることが出来る、ということなのかもしれない。


一応、大会本番の早朝に最終更新した各チームの評価表を掲載しておく。

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