不可解が起こる家Ⅱ

不可解が起こる家https://note.com/blue_dogs/n/n9f650d1fe3a2

この続き。
いやはや、変なこと続きの我が家。
実は、同時進行で怪異は起こってた。

その頃、私は、玄関から近い和室にお布団敷いて毎日寝ていた。

真夜中二時過ぎ。丑三つ時。
玄関のドアノブがガチャガチャと鳴る。

はぁ!?
私は一旦寝ると目が覚めないタイプだったのだけど、その時は異様な音に「え?なに!?」って思ったが眠気が勝り、また深い眠りに沈んでいった。

その頃、仕事の時間帯が違うので旦那とはすれ違いの生活をしていたのだが、たまたま夕飯の時間が一緒になった。

「昨日遅くに帰ってきた?玄関ドアノブうるさかったで!」と叱責の念を込めて彼に言った。
彼からは予想外の言葉が帰ってきた。
「俺、リビングで寝ててんけどドアノブの音で目覚めた!何アレ!?」

怖っわ😱

もうそれはスルーしようと思っていた時に次女の本が〜ってのとリビングのドアノブガチャガチャ事件が重なったので、こりゃイカン💦と友達の知り合いの霊能者を紹介して貰った。

その方は関東住み。それを生業とされているらしく我が家には、御主人と二人で来て下さった。

とりあえず家の全ての部屋を見回り、庭まわりもチェックして貰った。
そして結果を聞かせてもらう前に奥様の方が「今までしんどかったね…」と私を労った。

んんん???と思っていると、奥様はこう言った。

私が怖がっていた和室、そしてその階上が私の部屋。そこの辺りから東側の線状に次女の部屋がある。そこに霊道が通っているみたいで、賑やかしいのは、そのせい。でもそれとは別件で、今日ここに呼ばれたのは「ショコラさん、貴女には中学生位から大きな悪いのが憑いていたのよ。それがたまに力をつけて悪さしたり弱まったり、そして今正に悪さをしようとしたタイミングで私達が呼ばれたの。」

そう言われた。


人生とは苦しく辛いものだと思っていたので【はぁ………】と表情に出てたのか拍子抜けしなさったけどw


続けて
「じゃあ掌を上に向けて?そうチョーダイのポーズ」

言われるがまま両の掌を上にする。
その上に触れないけど重ねるように奥さんの掌が被さる。

目を瞑り、何かブツブツと言い出す。


その瞬間………


ザワザワと私の中の何かが騒ぎ掌から抜けてゆくのが分かった。
一分掛かったか、掛かってないか…
とても短い時間だった。

その後、奥様は何かと話すように
「うん!意思は強いから!」
「お経は唱えられるよね?」
私の返事を確認
「だとしたら大丈夫!余程じゃないと自分で対処出来るから!」と言った。

家の周りには結界を張り、霊道は無理やりだけど違う所へ移動したからねと。
でもその時に大きな物は通れない網目の様な結界を張ったけど小さな物は通るかも…と意味不明な事言っていたのは今でも解せないw
何人たりとも通すなよ…

一通り終わってお二人は我が家の周りの環境が気になったのか散歩して来て良い?と言うので、どうぞ〜と。まぁ海沿いなので誰でも少し散歩したくなるわね 笑
暫くしたら帰ってきて「ここ凄く素敵な場所ですね」と気に入ったようで雑談しながら、お茶を飲んでいたのだけど、近くの墓地に無縁仏?魂ぬきしたか分からない墓石が積んであるのを見て「少しアレが怖いかもですが大丈夫」とか「まぁ海は色々なものが上がってくるから」とか少し怖いこと言って帰って行かれた笑笑

また何かあったら何時でも良いから電話してね!と言うことで、その時は帰って行かれたのだが今思えば、その一日の中で言われたことで忘れてたのだけど旦那と娘が赤ちゃんの時の写真を飾っていたのを見て「旦那さん10年以内に倒れるよ。早い内に病院に連れて行った方が良い…」って言われた事。
まさか!そんなことまで分かるん訳無いやんと思っていたのだけれど、キッチリその10年以内に旦那は倒れて帰らぬ人になってしまった。

もう20年位前の話なので忘れてる部分もあるけれど大体こんな話でした。
お読み頂き有難う御座いました!!

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