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鰻関係無い怖い話

その昔、名古屋辺りにお住まいの友達の元彼から聞いたお話。
あ、ちなみに名古屋の方に聞いたし今日は土用の丑の日なので鰻のトプ画にしてみました🤣


さて、本文。
今回主人公になるその元彼さん。
仮名をNさんとしておきましょうか…

そのNさん、普段からお仕事や自宅も市街地にある事から名古屋のど真ん中の交差点で、度々目立つ方をお見かけしていたそうな。

そのお方というのが頭に包帯グルグル巻で、Nさんが交差点を渡る時に「痛そうだな」とか「なんで血が滲んでるのに包帯替えないんだろう」とかすれ違いざま、なんとはなしにそう思っていたそう。

ある日、仕事の途中、寄ったコンビニで、またその頭に血が滲んだ包帯グルグル巻の方に出会ったそうで「うわぁ…今日も会っちゃった…」とか「この人と良く会うなぁ」等と呑気に思っていたら、なんとその方が、いつの間にかNさんの目の前に立っていたそうです。

Nさんを、じっと見つめた、その包帯の方…



「なぁ?お前…俺が視えてるんだろ?」


そう言ってNさんの前から消えていったそうで…


もう何十年も前に聞いた、この話。
その包帯の方、まだ名古屋の何処かで彷徨っていらっしゃるのでしょうか?

その後の話は友達とNさんが別れてしまいましたので分からぬままです。

寝苦しい熱帯夜に少し寒くなる話、置いておきますね。

皆様、良き夢を。。。

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