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☀️⛰ 春はあけぼの

※2024/05/18追記あり

2024/05/15
NHK「歴史探偵 清少納言と枕草子」より

枕草子に出てくる清少納言が「春はあけぼの」を見た場所は古文書より御所内の中宮定子の住居である登華殿(登花殿)と判明している。

2024/05/12放送「光る君へ 放たれた矢」において、清少納言が紫式部を連れて中宮定子に拝謁している最中に一条天皇が現れ、真っ昼間から重いご使命(謎)を果たした場所が登華殿
使用人を待たせて真っ昼間から❤️ (/ω\)イヤン
「いずこへ?」©︎ チャーリー浜/吉本新喜劇
すぐお戻りだと?
「早い、早いよ!スレッガーさん」©︎ カイ・シデン/機動戦士ガンダム
重いご使命❤️をそんなに早く済ませていいのか!?😂
登華殿のあった平安時代の京都御所は現在より西に2km離れた場所にあった

登華殿のあった場所は介護施設が建っており、さらにその周りも町屋で囲まれてしまっているため、東山の方の視界は建物に遮られて現在では登華殿があった場所から「春はあけぼの」を見ることはできない

枕草子には「岡はふなをか」とも書かれているため、清少納言が見た「春はあけぼの」を見てみたい人は登華殿があった場所より北2kmの船岡山にある船岡山公園のビューポイントもしくは建勲神社から見るとよい。

場所:船岡山公園もしくは建勲神社

方角:東、比叡山〜大文字山の間

季節:旧暦の春

時間:航海薄明〜常用薄明(市民薄明)の間の約30分

注意:必ずトイレを済ませておく、暗いのでスニーカー、ライト携帯、騒いだりゴミを捨てたり神社や周辺住民に迷惑をかけないこと

また番組内では建勲神社の境内から「春はあけぼの」を見ていたが、一般人が深夜立入禁止の場所かどうか確認していないため、立ち入りが許可されていない場合は絶対に立ち入らないこと→最悪防犯カメラ等が作動して警察のお世話になる。

「春はあけぼの」は航海薄明と常用薄明の間の30分ほど
旧暦の春の航海薄明と常用薄明(市民薄明)を事前に調べておく必要がある
建勲神社からの見晴らし
紫だちたる雲=紫雲は天皇家や中宮を表す言葉であり、枕草子では中宮定子を暗示していて、定子が現れてくることで世の中が明るく照らし出されていく比喩、描写となっているのではないかと考えられている
なお大河ドラマとは違って、中宮定子が没落した後の時期に書かれた日記なのに感嘆詞ばかり使って清少納言は嘘くさいんじゃ!と紫式部にはディスられていた模様😂
清少納言は中宮定子(藤原道隆の娘)のサロン代表で、紫式部はその後の中宮彰子(藤原道長の娘)のサロン代表だから仕方ないか

※2024/05/18追記

船岡山公園の入り口西側に公衆トイレとすぐ近くにコイン駐車場があるからクルマで行く人はここに停めるといいかも。他にも複数コイン駐車場があるのでとにかく違法駐車厳禁!

船岡山公園の中のビューポイントの近くにも公衆トイレがある。ビューポイントから東方向が見えるなら船岡山公園から見るのが一番いいかもしれない。

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