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音楽とエネルギー 熱波急襲編

以前まだまだ寒いころに以下のような記事を書いた。

どうやら予想が当たってしまったようで、地球温暖化が根本的な原因とみられる熱波が日本列島に襲いかかっている。

さらにはプーチンがサハリンのLNG(液化天然ガス)について日本に揺さぶりをかけている。日本の電力の大部分がこういった液化天然ガスからの火力発電だからだ。石炭火力発電はもう時代遅れなのであまり大々的には使われないだろう。石炭を使うと環境への負担をかけてしまう。

かと言って原子力は所謂トイレのないマンションと比喩されるように核廃棄物の根本的な処理が決まっていない。そして事故が起こるとそれこそ世界の危機に直結してしまう。それだけでも二の足を踏んでしまう潜在的な怖さがある。

ということで今現状政府は節電を呼びかけている。基本的に不要不急(すっかりおなじみになった言葉)な電気は消すようにということで、最優先のクーラーや冷蔵庫を点けるためにせっせと他電気機器を消したり、待機電力の家電をオフにしたりしている。(メディアではあまり露骨には言っていないが、さっしの良い人は実践していることだろう)

音楽を聴くには今ではスマホなんかで充分だろう。大きなアンプを使ったら電力を消費してしまうだろう。ミュージシャンはアンプで音を増幅するのはダメなのでアコースティックや出力の小さなアンプを使わなければならないだろう。

去年の夏とは違う価値観の夏に突入したとは言え、今から50~60年前はこんな感じのエネルギー事情で暮らしていたと思う人も多い。だがしかし現代の資本主義はこういった先祖返り思想を極度に嫌がる。資本主義はとにかく過剰なエネルギーと過剰な生産物を欲しがる思想なのだ。

たぶん100年後には世界的に再生可能エネルギーでそこそこの暮らしができるようになっていると思う。今はその切り替えの初期のドタバタ期なんだなーと思う。

おしマイケル。

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