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パコ・デ・ルシアとフラメンコ

パコデルシアというギタリストについて知っている人も少なくなっているから書こうと思う。確か10年前くらいに亡くなっている。世代的にはクラプトンやジミヘンやツェッペリンなんかと同じ世代だと思う。ジャズで言うならジョージベンソンやパットマルティーノ、ジョンマクラフリンとかと同じだろう。なので60年代にキャリアをスタートしている。

そもそもはフラメンコ出身のローカルなギタリストでヨーロッパを活動拠点にしていた。70s半ばくらいから世界的ジャズマンと共演するようになって世界的に有名になったものと思われる。私も詳しくないのでよくわからないけど。

じゃあフラメンコって何だということだけど、スペインの土着的な音楽だということになる。こういった動画のBuleriasというリズムパターンがそうだと思われる。ちょっとやらせ臭い映像だけど、すぐわかるが3拍子だ。3/4だ。

こういったリズムパターンは70sのジャズでも逆に有名になった。特にチックコリアはこういったスペイン系のリズムが好きだったようで当初から取り入れている。音楽好きであればとっくに知っているよといった感じか。

特に強烈だったのはスペインの名歌手のカマロンとの共演の数々だろう。こんなにイキんで演奏するのはヘビメタかフラメンコぐらいだろう。

パコデルシアはフラメンコのルーツを持つギタリストだということが分かる。こんなローカルなギタリストが世界のジャズマンと対峙することが出来るのだろうか?日本で言うなら古賀政男がジャズマンと共演するようなものだ。どうだろうか?

おしマイケル。

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