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全てのアルバムをコンプリートで聴いたアーチストって少ないな

ツェッペリンのラストアルバム(?)のCODAを聴いた。ツェッペリンは好きなバンドだけど、CODAはほぼ初めてだった。内容はニューウェーブっぽくて興味深いという印象だ。ドラムがうるさいニューウェーブ。ストラングラーズっぽい感じか。ジミーペイジのギターも解散後に足されてる感じだ。それ以上は何とも言えなかった。

そして思ったのが、全てのアルバムを聴いたアーチストって意外と少ないかなと思った。古い老舗のバンドってけっこうな数のアルバムを出しているケースが多くて、それをファーストから聴いていくのはCD時代には金銭的に大変だった。それと途中で変な出来の悪いアルバムがあったりするとそこでストップしてしまった。

ジェフベックのギターが昔から好きでヤードバーズからアルバムは全て聴いたと言える。しかもギターショップ以降は発売日前後に全てチェックしていると思う。まあほぼセミリタイア状態だったけど。

それとジェネシスが好きでファーストから全部聴こうと意気込んていた時期もあったが、さすがに産業ロック時代の作品はツラかった。それからフィルコリンズのソロやピーターゲイブリエルのソロ、スティーブハケットのソロなんかもあるので途中でコンプリートはあきらめた。

例えばマイルスとかコルトレーンの作品をコンプリートさせようと思ったらかなり大変だろう。まあ金にモノを言わせてCDを買っていったら揃えられるかもしれないが、今度は聴くのが大変ということになりかねない。

特に私はジャンルをまたぐ傾向が多かったので、リズム&ブルースを聴こうとか、ジャズを聴こうとか、クラシックは定番だから外せないとか、あまり日本人が聴かないラテンやサルサやカリブにもはまったりした。さらにそのジャンルの中でサブジャンルがあった。例えばジャズだったらスイング、ビバップ、モダンジャズとか。なのでとてもじゃないけど1アーチストを全部聴くなんて出来なかった。

今はサブスクがあるので全部聴くのは容易かもしれないが、コンプリートする感じは全然ないのかなと思う。ただ流し聞きするだけでおしまい。我々の世代ではせっせと図書館でレコードを借りたけどほとんど印象に残っているのはない感じだろうか。

あとジャズギターの開祖のチャーリークリスチャンは全部聴いたかなと思う。何せレコーディングしていたのは3年間くらいで、すぐ結核で亡くなったからだ。

結論としては3年間くらいの期間で引退したアーチストの作品だったらコンプリートで聴けるということだろうか?違うか。

おしマイケル。

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