見出し画像

全てがファンキーになった70年代

前回までJB(ジェイムズブラウン)について書いていて、ふと思ったのが、60年代後半からいきなり急にファンキーなミュージシャンが増えたということ。さらには大物ミュージシャンもこぞってファンキーになっていったと思う。

こういったファンキーをはじめに演奏したのはたぶんJBでちょっと遅れてスライストーンとかになると思う。そうするとそれを聴いたミュージシャンの間でファンキームーヴメントが起こった。ファンキーに演奏すること良しとするムードになった。

こういったストリートの黒人音楽の良いところはレコードをちゃんと聴けばすぐに楽器でコピーできてしまうというところだ。譜面は特に必要ない。なので一気にファンクが広まったのだと思う。白人がマネをしだしたというのも大きいと思う。

タワーオブパワーって白人のバンドだったかな。確かドラムのチェスタートンプソン以外は白人だと思う。かなりファンキーだと思う。

マイルスも普通に何事もなかったかのようにファンキーになる。そのほかドナルドバードみたいなモダンジャズの人たちもいきなりファンキーになる。

さらに70sの中盤から後半になるともう手が付けられないくらいみんなファンキーになる。いわゆるディスコムーヴメントがそうだと思う。

その流れでもちろん80sはファンキーな感じだった。ほとんど全然意識しないで聴いていたが、この頃に確実に私にファンキーが注入されていたのだと思う。

70sから80s初旬の総括としてはファンキーミュージックが席巻してロックミュージシャンもジャズマンもみんな16ビートになりましたということで良いかもしれない。それでも露骨なファンキームーブメントはそれほど長くは続かなかったかなとも思う。

個人的には16ビートと言えばラテンも忘れないでねと言いたいところ。

おしマイケル。

この記事が参加している募集

はじめて買ったCD

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?