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3分以上の曲はもう聴かれない

我々の世代は普通に長い曲を聴いていた。代表的なものと言えばツェッペリンの天国への階段ではなかろうか。

8分以上もある。当時は当たり前だったのだろう。何せもっともっと長い曲があったし、ジャズやクラシックも長い演奏が多い。今だったら天国の階段はギターソロからサビの部分だけを切り抜かれているだろう。

例えばワーグナーのオペラなんて長いどころの話ではなく、数日かけて演奏するものだ。確かCDで12枚組っつーのがあった。

まだまだ私はCD人間(もはや原始人)なので、Spotifyのようなサブスクを利用していない。しかし多少はそこで何が聴かれているのか意識しているつもりだ。

Spotifyのランキングを全部調べたわけではないが、曲の長さはまちまちで2分だったり、3分だったりだ。さすがに8分はないだろう。

ちなみに1位のcreepy~は2分50秒だ。つまり今現状のポピュラーはこれが標準だと言えるだろう。これより長ければダメだ。

もっと平たく言えば3分を超えたらダメなのだろう。たぶんだが、3分というのはカップヌードルやウルトラマンにも通じるマジックナンバーなのだろう。それ以上だとカップヌードルは伸びるし、ウルトラマンは負けとなる。

つまり我慢できるのは3分までだ。もはや現代に3分以上の曲なんて存在価値なんてない。

つづく

おしマイケル

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