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【アンチヒーロー】最終回で大活躍の「あの人」【ドラマ感想】

私があなたを無罪にして差し上げます

この記事では、最終回を迎えたドラマ「アンチヒーロー」の感想を皆さんと共有したいと思います!
「アンチヒーロー」好きの方はぜひ「いいね」お願いします!

*本記事では最終話のネタバレを含みます


最終回で大活躍の「あの人」


いやー、やってくれましたね。緑川検事!
最後の最後で大活躍の木村佳乃さん演じる緑川歩佳!

「アンチヒーロー」公式HPより

【衝撃的な新事実】
・明墨、桃瀬、緑川の3人が司法修習生時代の同期で、そろって検事になったこと。
・桃瀬が明墨に志水さんの冤罪について相談していた場に、緑川もいたこと。
・検察外部から明墨が、内部から緑川が伊達原の不正を暴こうとしていたこと。
などなど……

最終回らしく、様々な新事実や伏線回収がありました。

特に、桃瀬が明墨に志水さんの冤罪の可能性を相談した場面に、緑川もいたことが最も衝撃的でした。
急いでNetflixで第9話を見返した見ると、11分50秒あたりから「ワイングラスが3つある」ことが確認できました……

また、白木さんも2重スパイとして暗躍してくれました。全て明墨の作戦だったことが明らかになり、ホッとしました。

また、志水さんと紗耶ちゃんの再開は感動しましたし、紫ノ宮と倉田さんの関係修復も期待できる内容で本当に良かった!

TBS公式YouTubeチャンネルで、長谷川とプロデューサーと監督のトークが公開されているので、ぜひ見てみてください!
キャラの名前の秘密や、当初のストーリー展開が明らかになっています。




続編について


ハッピーエンドで終わったかのように見えた最終回でしたが、まだまだ続編がありそうな終わり方でした。

・糸井一家殺人事件の真犯人は?
・赤嶺は明墨を無罪に出来るのか?

また、個人的には青山さんをもっと深ぼってほしいなと思いました。

その点についても制作陣が語っているので、ぜひ見てみてください!

トークの中で、「明墨さえコントロールできない何かに今後翻弄されるんじゃないか」という話が出てくるため、シーズン2や劇場版にも期待したいところです。



SNS社会【考察】


最終回の明墨vs伊達原の舌戦。
そのシーンの中で明墨が言ったセリフが以下の通りです。

伊達原:
誰もが勝ち上がるために必死な世の中で、足を踏み外した人間は踏みつけにされる。それが真理だ。現実なんだよ。

明墨:
その同じ言葉を娘さんにも言えますか。
ふとした瞬間、意図せず足を踏み外すことは誰にでもあります。
その時、彼女が踏みつけられたとしても、父親としてそういうんですか。
仕方のないことだと、それが世の中だと。
確かにあなたのおっしゃる通り、この世の中はちっとも公平なんかじゃない。何の落ち度もなく命を奪われる者が、何年何十年と悪事を重ねても隠し通し、富と権力を欲しいままにする者もいる。
こんな不平等な世の中で、誰もが気づかないうちに、自分の物差しで人を裁き、罰を与えている。
時には、二度と立ち直ることができないぐらい厳しい罰を。
本当に恐ろしいことですが、これが現実です。

だって人は人を裁くことが快感ですからね。

第10話より

このセリフを聞いた時、現代のSNS社会を批判しているように感じました。
「自己責任」「ネットリンチ」「晒し上げ」「誹謗中傷」といった要素がSNSには存在しています。

私自身、SNSを利用する中で、「匿名であるからこそ行われる誹謗中傷」や、「噂ベースで行う一方的な糾弾」などに辟易しています。

そういったことを行う人たちは、自分の娘にも同じことが出来るのでしょうか。また、自分の娘が標的にされていたら、どう感じるのでしょうか。

正義を振りかざして人を裁くことに快感を感じる。

私たちも「自分の行いが娘の前でも同様に出来るのか」よく考えて行動する必要があると感じました。



ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
「アンチヒーロー」きっかけにnoteを始めましたが、多くの方に見て頂けて本当にうれしいです。

今後も様々な小説、漫画、アニメ、ドラマなどの感想を投稿していくので、いいねやフォローをよろしくお願いします!!



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