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子宮筋腫と保険の見直し

なぜこんなに手術が嫌な私が検討するようになったのかを書きたいと思います。
今振り返るとこのエピソードは私達は本当に無知で安易だったなと思いますが良い人生勉強になったし身体のことを見つめるきっかけになりました。

私の夫は最近フリーランスになったので色んなビジネスの交流会に行っております。
とある会で保険会社の青年と出会いました。

最初は営業のノウハウを交換していたみたいですが、営業に詳しい上司と一度話しませんかと言われたそうです。
夫は自分のビジネスのヒントになる事があるかもしれないので話を聞くだけならと気軽な気持ちで上司の方を紹介してもらいました。
最初はもちろん営業の情報を交換しつつ、案の定、保険のお話を一度奥様と聞きませんかと最終的に言われました。
私は独身の頃将来が不安で入った保険が本当に合っているのか知りたかったので、不必要であれば断るという軽い気持ちで話を聞く事にしました。

彼らの会社はアメリカの変額保険を取り扱われている会社でした。
知り合いと上司の方が2名でうちに来て、日本の経済状況、世界の経済状況や世の中の流れなど、まずは一般教養のレクチャーと質問形式を交えて、不安を解消しながら私達を巻き込みながら話を進めて行きました。
相手の信頼を得てから営業をするというスタイルがこの会社のやり方なのかなと今振り返れば思います。

彼らのアプローチは、死亡した時に必要な金額はお葬式代、相手に残すお金含めて大体1,000万円くらい。それぞれに迷惑をかけたくなければ今からその準備をしておくべきだと言う事でした。
日本の経済は当てにならないけどアメリカの経済は今のところ上がっているので今から始めれば保証も増えて行くし将来増えたお金を死亡保険に使わなくても何年か経てば引き出す事も可能と言う事でした。

私は今入っている日本の保険会社の年金保険に比べて増える利率が高かったので乗り換えるメリットがあるのかなと思いました。
夫は日本の高額医療制度があるから医療保険はいらないという考え方で激安の生命保険に念のため入っているくらいでしたが、結婚した事により私に迷惑をかけたくないという気持ちになったそうです。
見積もりを出してもらい夫婦揃って2回目で申し込みをしてしまいました。
ちなみにここを疑うべきでしたが、筋腫があると伝えたら今入っている私の医療保険はそのままでいいと思うと言われて死亡保証の高い変額保険を勧められました。
入れない可能性のある商品は勧めずに、手応えのある商品をきっと勧められたんでしょうね。

言い訳になりますが、私はこの時すごく忙しくて自分で調べると言う事を徹底的にできていませんでした。
後独身の叔母が亡くなったばかりで私の母親が死後の手続きやらを全てやっていたので残された人が大変だと言う事を直近で経験しており死に対する準備という言葉に反応してしまいました。
そして入れるか審査があるという事だったので申し込みは仮で、審査が通ってから最終契約なのかと勘違いしておりました。
実際私が2回目に仮だと思い個人情報を書いた時点で申し込みになってたと言う事を後日気づいてクーリングオフができる期間までに徹底的に調べるという結果になりました。

今考えれば私達はお互い働いていて貯金もあり子供もいないのと、例え亡くなったとしても大きな葬儀をする予定はないので死亡保険の1000万円は必要ありませんでした。
完全に信用とトークに流されていて冷静に考えると本当にバカだったなと思います…!

そこから色々調べて保険の窓口的なところに相談して改めて必要がない事に気づきクーリングオフをしました。
必要な人には良い商品かと思いますが私達のライフスタイルには合っていなかったです。

そこから、若い時入った女性の特約のついている医療保険が毎月高いなと思っていたので筋腫を切る予定がなかったので安い医療保険に乗り換えようと思いました。
ですが高いお金を払ってきた分保証される金額もきっちりしているので、筋腫の手術は今後本当にやらないのか、仮に妊娠できたとしたら筋腫を持っている高齢出産の私は今まで払ってきた保険が本当に必要がないのかを解約する前に迷い始めてしまいました。

今度は子宮筋腫に対してのリサーチが始まります。
「子宮筋腫があっても自然分娩は基本的に可能」と書いている記事を初めて見つけて迷っていると夫が「一回行ってみてから決めれば」と言ってくれてその病院に行く事になりました。

保険の勧誘は色々時間は取られてしまいましたがいい社会勉強になりました。
そして私にとって筋腫に向き合うきっかけになったのでプラスに受け止めております。


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