見出し画像

【アプリ開発】スマートスピーカーとの対話に挑戦してみた

1日かけてスマートスピーカーと対話するアプリを開発しようとしてみたのでその記録をまとめておく。

モチベーション

これまでWebブラウザで使用するアプリケーション開発ばかりに携わってきたので何か別のものをと思ってIoTというキーワードで考えてみた。
残念ながらハードウェアの知識は少ない。そのうえで週末に手軽にできそうなものを、ということでスマートスピーカーと対話するアプリケーションを作ろうと考えた。

以前見たスライドで100行未満のコードで作られていたので、なんとか1日くらいでできるかもという目論見。

参考:実録レガシーコード改善

ゴール

スマートスピーカーに話しかけ、任意の応答を返すアプリケーションを開発する。

スマートスピーカーを購入

AndroidユーザーだったのでGoogleのスマートスピーカー、Nest Miniを購入。
スライドでもG社対応の話が出てたし、Googleさんならできるでしょう。

結果:ダメだった

会話型アクションのサポートは 2023 年 6 月 13 日に終了しました。

https://developers.google.com/assistant/ca-sunset?hl=ja

以前だとGoogleアシスタントと統合する Actions on Google + 会話エージェントを作成する Dialogflow で開発可能だったようだが、残念ながら廃止されてしまった。

App Actions を利用することでAndroidアプリとインタラクションできるようだが、Androidアプリまで手を出すと週末では終わらなさそう・・・

ということで1日挑戦した結果としては実現できなかった。

(Alexaにしておけば・・・)

収穫

スマートスピーカー

Googleアシスタントを積極的に活用したことがなかったので、これを機に試そうと思う。
作業中に環境音とか流すのは良さそう。いちいちYouTubeとか操作しなくていい。

Googleの各種サービス

DialogflowはLINEやSlackなどと統合できるようだ。Slackは開発チームのコミュニケーションで使うことも多いし、チャットボットを作るようなことがあれば使えるかも知れない。

また、応答する内容を決めるためのアプリケーションとしてCloud Functionsを試してみた。こちらも使ったことがないサービスだったのでどんなものか試せたのはよかった。サーバレスは手軽でいいね。

まとめ

Googleのスマートスピーカー Nest Mini からGoogleアシスタントを使って対話するアプリケーションを開発してみよう、という試みはGoogleのサポート終了ということで失敗に終わった。
せっかくスマートスピーカーを買ったので、また時間があれば別の方法で挑戦するかもしれない(しないかもしれない)。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?