フジファブリック「赤黄色の金木犀」
「あはれ」について書こうと思ったとき。どういったものにあはれを感じるかなとおもって直感的にうかんだ曲がフジファブリックの「赤黄色の金木犀」でした。なんとなく夕日にカーとカラスが泣いて、じんと来るあの感情をこの曲にも感じたからです。
詩をあらためて注目しました。季節は晩夏が近づく頃。伝えられなかった思いを持った主人公が今年もまた夏が終わってしまう。あの日に言い残した言葉がうすらいではいくが、心には残りながらそのことが残りのざわざわした思いとともに夏が終わっていくのだろうという