案件サンプルその1:メール(解説編)

こんばんわ、チーズの飼い主です。

今回の記事は、前回ご紹介したメールの案件サンプルに対する解説です。前回の記事をご覧になっていない方は、宜しければまずそちらからご覧下さい。

【次のアクションの例】

①許可(何も聞かない、条件を付けて許可する等)

②保留(出社後に詳細を報告させて判断、よく知らないから上司の判断をあおぐ等)

③却下(報告の体をなしていないのでダメ、割引なんていかん!と叱る等)

私の場合は、判断材料があまりにも少ないので②保留を選択します。
私も昔営業だったので、自分が黒松さんならプランの中身や利益率といった数値や、今後の拡売方針といったお客様に対する想いをきちんと聞いてからマネージャーに判断して貰いたいかなぁ、、と思ってしまいます。

またマネージャーの目線ですと「このような報告ではきちんとした判断は下せない、詳細な数字と貴方の考えを聞かせて欲しい」というコメントも付けて指導し、今後の成長に期待したいですね。

一方で黒松さんのメールに書かれてはいませんが、もしかすると6/10(月)に判断をしなければ失注する可能性もあります。
なのでその可能性も考慮し、①上記のような必要情報をまとめ、自分の上位者(営業部長?)をCCに入れてメール報告すること、②6/10に判断が必要な場合のみ、上司から代理決裁を貰うことと指示します。また上司にはそのメールを転送し、緊急時には代理決裁して欲しい旨を伝えておきましょう。

あくまで全ての判断を委ねる訳ではなく、緊急時のみ代理対応して貰いたいと意思表示をお忘れなく。全ての判断を上司に委ねてしまうようでは、良いマネージャーと言えません。

あくまで保留が良いと思うのは私の意見であり、許可や却下でも加点に繋がる可能性はあります。
どのような判断をすれば組織の利益に繋がるかを念頭に、是非皆さんも回答を考えてみてください。

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