スピッツの個人的推し曲

フォロワーがスピッツにハマりかけている。 なんと喜ばしいことよ……!
というわけで、スピッツの好きな曲について個人的に推していきます! とは言っても好きな曲ランキングをつけられないので(際限がないので)、各アルバムから1~3曲ほどピックアップして、一言二言ほどコメントを添えます。参考にしてもしなくてもいいんですけど、もしよかったら私の推し曲だけでも聴いていただけませんか? そして、さらによければ、あなたの推し曲も教えてくださいな。

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①スピッツ

04. 海とピンク
確か去年のロッキンでやってた曲。歌詞を読み解くと色々アレらしい。フェスで数万人に向けてやるような曲とは思えないんだけど…… セトリの組み方とかが尖ってるなあ。

②名前をつけてやる

11. 魔女旅に出る
シングル曲だからかなり聞き慣れてるのもあるけど、やっぱりこの曲は良い。「ほらイチゴの味に似てるよ」から始まる歌詞。何の話!? と考える暇もなく、ストーリーは進んでいく。なんのことかは分からない。それでも良いなあと思うんだなあ。

③惑星のかけら

02. ハニーハニー
ふとした瞬間に口をついて出るメロディ。
抜け殻の街で会おうよ〜 の部分のライブ音源がどうにも色気があってだなあ……
ハチミツって曲もスピッツにはあるけど、全然違うものを歌ってるみたい。

④Crispy!

01. クリスピー
「ちょっとチョコレートの ちょっとカスタードの」っていう最後のところが好き。 激甘そう。 結局クリスピーって何のことなのかは分かんないけど。

⑤空の飛び方

01. たまご
「絡めた小指で誰も知らない約束」って冒頭の歌詞が好き。卵を見たときに脳内再生される曲。

07. ラズベリー
どっかで書いたことある気もするけど、ちょっとエロくて可愛い曲。ダークさもありつつ、ピンクさもありつつ。 多分女の子だったら小悪魔系だと思う。 は?

⑥ハチミツ

01. ハチミツ
MVも見て欲しい。目まぐるしい感じが良いね。
「素敵な恋人 ハチミツ溶かしてゆく」ってどういう状況かよくわかんないんだけど、「溶かしてゆく」が「どうかして行く」に聞こえなくもなくて、恋人に狂わされていくみたいな感じかな……? と勝手に深読みをしております。

05. 愛のことば
最近、某曲がこれに似てると話題で、正直モヤモヤしてる。 というか、単に私がこの曲を好きすぎるだけかもしれないけどね。ドラマ主題歌になった2014mixのバージョンはSingle Complete 2006-2017に入ってた。 アルバム曲とはいえMVあるし人気曲だし、色んな人に聴かれる場所に入ってくれて嬉しいよ〜。

06. トンガリ'95
いつだったか機材車ラジオで田淵氏が挙げてた曲。ライブでも盛り上がる曲だし、すごく好き。「トガっている」と歌いながら、実は曲自体はそんなに尖ってない。「青い猫目のビーム」については考察の余地あり、と思いながら中々手を出せずにいる。
曲名に入っている通り1995年の曲だけど、私が生まれるより前とは思えないほど私の好みだった。好き。

⑦インディゴ地平線

08. バニーガール
多分、バニーガールに恋をする話なんだろう。意味は正直よく分からないし、私はスピッツの歌詞の意味を理解できるほどの人生経験もない。だから勝手な解釈しかしない。笑
サビの歌詞がどうしようもなく愛おしい。
「Only youの合図で 回り始める 君と落ちてく ゴミ袋で受け止めて」
ゴミ袋という単語をこんなに愛おしい歌詞にできる人を私は知らない。最高かよ。
あとは「君と落ちてく」っていう表現が好きです。これは多分性癖的なものなので言語化できないんだけど、すごく好き。

⑧フェイクファー

12. フェイクファー
これもどっかで書いた記憶がある曲だけど、サビ(?)のメロディーが大好きなんだ。
「分かち合うものは何も無いけど 恋のよろこびにあふれてる」
フェイクファーという言葉のイメージも相まって、とても柔らかで穏やかな恋なんだろうなと想像する。 そういう落ち着いた恋もいいよね。

⑨ハヤブサ

07. 8823
まあ私がわざわざ感想を述べなくてもスピッツ好きな人は何かしら語れる曲ではなかろうか。
私はライブで聴いたときの衝撃が大きかった。こういうのをライブ映えする曲というのか、と驚いた。
「君を不幸にできるのは宇宙でただ一人だけ」はどうしようもないくらい心を揺さぶられる歌詞。
「今は振り向かず君と」で切なげに終わっていく感じもとても良い。好き。

11. メモリーズ・カスタム
メモリーズよりもこっちの方が好きになってしまった。ちょっと尖ってロックな感じが増してるところも好きよ。

⑩三日月ロック

このアルバムは思い入れとか好きな曲が多すぎる。またいつか別記事にするので今日のところはさらっと。

01. 夜を駆ける
この曲で始まるライブがあって、それ以来、開幕にふさわしい曲だなと思っている。最近「夜に駆ける」って曲が流行っているらしいが、名前が似すぎてないか?

04. ミカンズのテーマ
永遠に歌っていたい。好き。

05. ババロア
洋菓子のババロアも好きだけど、歌詞を見ても何がババロアなのかよく分からん。でも、曲としてとにかく好き。

09. エスカルゴ
サイゼのメニューとかで「エスカルゴ」の文字を見つけたらとりあえずワンフレーズ歌う曲。歌詞中では「孤独な巻き貝」とだけでエスカルゴとは言ってないあたりがスピッツらしいな。

13. けもの道
イントロから好き。最後の終わり方まで好き。語彙力ゼロだけど、とにかく好き。このアルバムはそういう曲が多いな。好き。

⑪スーベニア

13. みそか
アルバム最後の曲だけど、しんみりじゃなくて明るく終わっていく感じがとても良いな。サビの「越えて 越えて 越えて行く」はテンポの早い感じが最高。越えていけそうな気がしてくる(?)。

⑫さざなみCD

このアルバムは別記事があるのでそちらを参照。ひたすら全てが好きだけど、特に好きな曲だけ列挙しときます。

02 桃
06. 不思議
12. 漣

⑬とげまる

このアルバムから私にとってはリアルタイムになる。後追いじゃない分、当時の心情とかが入りすぎてしまうかもしれないけど、私の10代の音楽はラジオと、そこで出会ったスピッツで構成されていた。
そのへんの話もいつか記事にしたいなあ〜。

03. シロクマ
スピッツにハマるきっかけになった曲。たまたまラジオで聴いてただけなのに、何がそこまで私に刺さったか、それから10年近くもスピッツを好きで居続けている。

⑭小さな生き物

06. さらさら
MVの田村が格好良すぎて、友人とのカラオケで毎回入れる。本人映像だからしっかりと布教活動です。
曲もMVの雰囲気も落ち着いていて、大人なスピッツって感じがする。当時高校生だった私には、なんとなくスピッツに“大人の余裕”を見せつけられた気がしていた。「眠りにつくまで傍にいてほしいだけさ」って言える大人が羨ましいし格好良い。

07. 野生のポルカ
1曲前とは打って変わってめちゃくちゃ明るくて楽しい。全員のコーラスが聴こえるのも好き。
当時小学生だった妹が気に入ってた曲で、スピッツは子供にもウケるのか…… と改めてその凄さを思い知らされた。

⑮醒めない

03. 子グマ!子グマ!
「子グマ」って親から見た子って意味かと思ってたけど、そうとも限らないのかもしれないなあ、と今更感じている。「バイバイ僕の分身」って、子とは限らないような気もするんだよね。 何かは分かんないけど。
ちなみに1番最初にこのアルバムを聴いたとき、「幸せになってな ただ幸せになってな あの日の涙がネタになるくらいに」で泣いた。切ない別れとも読める気がしてしまって。妄想でも、つらい別離は本当に私の涙腺を的確に突いてくるな。

11. ヒビスクス
たしかスバルの車かなんかのCMソングになってて、そこで聴くうちに好きになってしまった。ひたすらにサビのメロディーが好きだ。


⑯見っけ

昨年10月リリースの最新アルバム。まだ正直聴き込めてないし、アルバムツアーも1回行けたけどもう1公演は来年に延期になってしまった。来年までしっかり聴き込もうと思ってるけど、とりあえず現時点での推し曲を。

12. ヤマブキ
ライブで見た影響もあるけど、かなり好き。最後、「突き破っていけ よじ登っていけ」で半音上げるところが好き。半音が単に好みなのかもしれん。

【番外編】

オリジナルアルバムじゃなくてここからはSpecial albumなどからちょっとずつセレクト。

・花鳥風月

02. 愛のしるし
ベースのイントロが好き。

03. スピカ
「幸せは途切れながらも続くのです」の一文に全てが込められている、気がする。こんなに救われる歌詞なかなか無いよ。

05. 俺のすべて
ライブでマサムネ氏がギター置いてタンバリン(なんか月形みたいなやつ?)に持ち替えてこの曲始まったとき、めちゃくちゃ鳥肌たった。アバンチュールって言葉のチョイスも好きよ。

・色色衣

08. SUGINAMI MELODY
杉並区は多分行ったことないからイメージはよく分からないんだけど、落ち着いた穏やかな感じなんだろうか、と思う。メロディーの綺麗さが好き。


12. 大宮サンセット
「この街で俺以外 君のかわいさを知らない」の状況について考察したい。大宮って1回しか行ったことないけど、それなりに大きな街では? という疑問はある。


・おるたな

06. タイム・トラベル
カバー曲も多いアルバムだけど、この曲が1番しっくり来た。原曲も知ってる上で、スピッツの曲になっている。良いねえ。


・CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection

このアルバムはいわゆるシングルベストなんだけど、3曲の新曲が収録された。で、その3曲は他のアルバムには入ってないから、ここで取り上げるしかないのだー。

15. 1987→
スピッツ結成が1987年。このアルバムの30年前だ。インディーズ時代の曲を元にしているらしく、ちょっと尖ってる。でも、古さは無くて、今のスピッツの曲として普通に馴染んで存在している。30年間、「バンドをやりたい」という思いでバンドを楽しんできたスピッツというのを強く感じさせられる。

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以上、アルバムごとの推し曲の話でした。慌てて書いてるので誤字脱字もある気がするけどご愛嬌。
私にとってスピッツは、初めてハマったバンド、初めてアルバムを買い揃えたバンド、初めてワンマンライブに行ったバンド、初めて対バンイベントに足を運んだバンド…… と、音楽体験の最初を経験したバンドだ。

推し曲紹介だからもっと導入編的にすべきだったかもしれないけど、数えたら35曲も選んでた……。 重すぎる愛ともいえるけど、本当にそれくらい好きなんだ。
またゆっくりスピッツを聴いて考察とかもしたいなあ。ハマった経緯も記事にしたい。
よければまた読んでください、そして、ぜひぜひスピッツを聴いてみてくださいな!

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