牛もインスタをやる時代(2022年4月7日の日記)

・あの世？

・引き続き石垣旅行記3日目です。今日は早めに書き始めて寝ようと思ってたけど、結局この時間になってしまったな。今コインランドリーで服を洗っている。

・今日は西表島・由布島・竹富島の3島周遊ツアーを予約していた。昨日もそうだったが、ホテルまで迎えに来てくれるのはありがたいな。今までツアーやアクティビティに参加するような旅行地に行くことが無かったから、でっかいテーマパークにいるみたいな気分になる。

・フェリーだ。今日でわたしのフェリー最高乗船時間が更新される。ちょっと乗船するのが遅かったら、窓際の席は全部埋まっていた。外に具志堅用高の像があったから…具志堅用高いたら船にも乗り遅れるわ。

・具志堅用高のニックネームってカンムリワシなのか。昨日シュノーケルの帰りに電柱に止まっていて驚いた。天然記念物が電柱に止まる島、石垣。背筋がスッとしててかっこよかったな。

・マングローブ林をひたすら見る。

・西表島では速やかにバスに詰められてボート乗り場まで移動する。地図を見ると、島の右側に沿って一本道しか道路はない。石垣島より大きいのに9割が人間の入れる領域じゃないことにしびれるな。未開の地だ…。

・しかし完全に未開なのか？専門家とかは調査で入ったりするのだろうか。

・出発してすぐの中学校の校庭に「弱気は最大の敵」と書かれた巨大な看板が立っていた。めちゃくちゃ好戦的な学校だな。グーグルマップにもこの看板の写真が載せられていた。

・道中に高級パイナップル畑があったので、ガイドさんが「木の隙間から一瞬だけ見えますよ〜」とアナウンスして全員が注目していたのに、すでに耕されて更地になっていたのには笑った。「更地でしたね…」と呟く声に哀愁が漂う。

・時おり畑にヤギがいる。白い影が見えたので「ヤギかな」とよく見たら白い服の人間だった。

・道路には動物の飛び出し事故を防止するゼブラゾーンがあったが、近年は動物がそこから出る音に慣れてしまったらしくあまり効果が無くなってきているようだ。もはやセンサーでさまざまなジャンルの音楽を流しながら、LEDのムービングライトを付けて昼夜問わず虹色に光らせておけばいいんじゃないか。景観は著しく損なうが、動物を殺してしまうよりはましだろう。

・あ、よく足を乗せるアレだ！

・日本最南端の信号機。島の子どもたちが島外に出た時に困らないようにするための教育用信号機だ。島外に出たら急に謎の3色ライトで車が往来をコントロールされてたら恐怖するだろうしな。わたしの地元にも、同じ目的で町内にはひとつしか信号機が無い地域があるから、田舎あるあるなんだな。

・朝に咲いて夜に散る花があるらしい。いつか見たいね。

・目、でっけ〜〜〜〜〜。嫌なタイプ〜〜〜〜〜〜。

・水牛車。乗ったことのある乗り物が増えたな。実績解除したぞ。

・わたしも早くこれになりたい。

・全然調べないでツアーに申し込んだけど、由布島ってもう全体が熱帯植物園なのか。

・全体的に目が怖いんだよなあ！

・触らせてくれるタイプの水牛さんがいた。

・意外と骨が目立ってｼｭｯとしているが、理想体型のモデル牛らしい。触られても平気なくらい穏やか且つモデル体型…人間だったらもてもてだな。

・カメラマンのお姉さんのおすすめ部位を触らせてもらったが、肛門の上だった。全体的にがっしりみっちりとして固い体だが、肛門の上はぷにぷにしていて、あまりの質感の違いに変な声が出た。肛門の上なので排泄時に汚れることは無いきれいな部分だと触ったあとに教えてくれたが、そういうことを一切考えずに即触った自分にちょっと引いた。一応肛門に近い場所だぞ。

・そしてこの2頭の牛はインスタグラムをやっているらしい。牛もインスタをやる時代か…。

・いやだから怖いな！！！何だこの島！！！！！

・きれいだな。

・そばでジェラートを売っていた。オキナワンブルー味と泡盛味の2種。オキナワンブルーはバタフライピーと西表の塩のブレンド味のようだ。ごきげんな名前だ。泡盛はちゃんと昨日飲んだ泡盛に似た味がした。酔いそう。

・怖くは無いが宮沢賢治作品の挿絵でありそう。

・目玉がビー玉。

・突如あらわれるクソボロの建物。怖いな。

・公民館跡地のようだ。

・石垣島と西表島にしかないヤシの木。

・最後の島、竹富島だ。石垣に帰る最終便が17時50分なのに対し、着いた時点で15時すぎだったのであまり時間が無い。レンタサイクルを借りると、最終返却が17時だったのでさらに時間が無かった。1時間半弱しかないがとりあえず有名どころは押さえておきたい。名所巡りRTAのスタートだ。

・初めて電動自転車に乗ったけど、すごい便利だね。自転車を漕ぐ上での疲れによるストレスをほとんど感じない。坂も難なく上れるし、これは欲しくなっちゃうな。

・スタートから10分。星の砂が取れる砂浜、カイジ浜だ。カイジ…倍プッシュだ…。すでに一緒の船で来た観光客たちがしゃがみ込んで砂をさらっている。

・由布島もそうだったけど海の透明度高いな～。昨日言った居酒屋のお姉さんが「石垣はまだ海が汚い」と言っていた理由が分かった気がする。こっちは砂も真っ白だから余計にきれいなんだな。

・正直そこまで星砂に興味は無いので次に向かう。

・ｱｯ！？

・ﾝﾈ~~~~~~~~~~~~~~~ｺﾁｬﾝ!!!!!!!!!!!!!!!

・おとなしい子猫ちゃんだ。近づいても逃げないでいてくれたので、そっと撫でさせてもらった。最高。

・ｶﾜｲｲ!!!!!!!!!!!!!!!!

・そんで海がきれいすぎる。あの世か？

・死んだときに見る景色はこれがいい。

・あまりに良かったのでしばらく立ち尽くしてしまった。こんなこともあろうかと濡れてもいい足元にしてきてよかったな。

・そのまま西桟橋へ。ちょうど雲が割れてかっこいい空になった。いや、めちゃくちゃ気持ちいいな。竹富島だけに滞在する3日間をいつかしたい。今回はカヌーなんかのアクティビティに全振りしていて結構慌ただしいから、ただ海を眺めてのんびりするような旅程もいいだろうな。

・誰かの痕跡。

・この時点で16時半だったので急いで集落内を走りながら眺める。

・集落も絵になる。ここに本当に住んでいる人たちは常に観光客の目線に晒されているんだよな。産業とはいえシーズンは居住者より観光客のが多いだろうし、大変なことも多そう。

・雲すごい。

・帰りの高速船は外の席に座ってみた。案外中は空気が悪くて、バスと同じでシート特有のにおいがする。船酔いはとくにしなかったな。穏やかな日だったのだろうか。

・晩ごはんはでっかハンバーガー。もはやこれを挟んでいると言っていいのか。全然口に入らないし、肉がいの一番に離脱していった。アボガドもうまいし、肉がミッチミチで「力」とジャイアンくらいのエネルギーを感じる。

肉「俺は肉！！！ガキ大将！！！！！！」

・FGOくんの新イベント、南の島に来てるじゃん！お揃いか？何なんだこの生物は。

・かわいい。

・しかしネットではめちゃくちゃ警戒されてる。たしかにFGOくんがかわいい生物をかわいいまま終わらせるとは思えないな…前のステゴサウルスはかわいいまま終わったが…。

・寝よ寝よ寝よ！！！！