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紫陽花は茎にあるワタを掻き出し、ブルースターとポインセチアは切り口の白い液をよく洗うと寿命が延びる

暮らしの花研究家、ブルーミングジョイの岸です。
長年フラワーアレンジメントサロンをしてきました。
お花が好きな方なら誰でも、気楽ながらもコツを掴んだ、暮らしの花あしらいができるノウハウを研究し発信しています。

さて先日はお花を持ち帰ってからすぐにする、お手入れ方法をご紹介しました。

基本はお伝えした通りですが、水切の際、茎の中がワタになっている紫陽花や、切り口から白い液体が出るブルースター、ポインセチアなどには、ちょっとコツがあります。

紫陽花やブルースター、ポインセチアの水切の方法

紫陽花の水切のコツ

人気の紫陽花ですが、切り口を斜めに切ると、白いワタを発見。

1、斜めに大きく、できるだけ広範囲に切り口を作ります。

2、ハサミの先やナイフでワタを掻き出して下さい。

ワタをこそげ取った広い切り口から、水をたくさん吸い込むことができます。


大きく斜めに切るのがコツ。すると白い柔らかいワタがあります


切り口のところはハサミやナイフの先でワタを掻き出します



ブルースター、ポインセチアの水切のコツ


もう一つは、茎の切り口からミルクの様な白い液体が出てくるもの。
ブルースターやポインセチアがこれに当たります。

ブーケやアレンジメントで人気のブルースター
ポインセチアの茎を切ると白いネバネバした液が出てきます

水の中で切る時に、この白い液をよく洗い落とします。

この液体はネバネバしていて、導管を防いでしまうので、水を吸い込みやすいよう、よく洗ってからいけて下さい。かなり花持ちに差が出ます。

あとは基本のお手入れと同じで、毎日新鮮な水に取り替え、ここで紹介した水切を繰り返します。

ちょっとした知識と一手間で花の寿命は大きく変わります。
ぜひ試して下さいね。

今回は紫陽花、ブルースター、ポインセチアの水切について紹介しました。
今日もご訪問下さり、ありがとうございました。
素敵な花のある暮らしをお過ごし下さいませ。


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