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#エコフェミニズム

土と火 マザーフッドが咲く展によせて 浦田(東方)沙由理(東京家政大学 期限付助教)2024・3・9-17 @なるせ美術座

 3/11(月)安田早苗さんの個展「土と火 マザーフッドが咲く」@なるせ美術座にお邪魔させていただきました。早苗さんとはエコフェミニズムという思想(理論)をきっかけに知り合った仲で、お会いするのは2021年に講演に呼ばれて以来でした。  今回の個展はマザーピース・タロット(Motherpeace tarot)を基盤とし、そこから汲み上げてきた豊かな自然と女性の世界(土の世界)と、異様な火(原子力)がもたらす世界(火の世界)が表現されていました。それはまさにエコフェミニズムが

アーティスト安田早苗氏の表現を支えるエコフェミニズムとは何か? 笹木依茉 Webライター

アーティスト安田早苗氏は、生殖による増殖の功罪について考える作品を、これまで多数発表してきました。「ありのままの生」としての自然な「いのち」の表現は、生産性やテクノロジーに支配された現代社会に問題提起を続けています。そのアーティスト安田早苗氏が注目しているのが、エコフェミニズムです。 2021年3月27日の展覧会イベントでは、エコフェミニズムのレクチャーが行われました。講師として招かれた東京家政大学非常勤講師(当時)の浦田(東方)沙由理氏は、「女性差別が環境破壊に繋がっている

2021.3.27 お話し鑑賞会レビュー 笹木依茉Webライター

 2021年3月13日(土)から3週にわたる土・日曜日の計6日間、神奈川県在住のアーティスト安田早苗氏の展覧会「悪夢に咲く」が開催されました。27日(土)にはゲストに、東京家政大学講師の浦田(東方)沙由理氏によるエコフェミニズムのレクチャーと対話、案内人の青木雅司氏によるお話し鑑賞会という2つのプログラムからなるイベントが行われました。 会場は千葉県銚子市にあるギャラリーロクの家。このイベントはコロナ禍に行われたこともあり、会場で観賞するだけでなく、オンラインで全国どこからで