見出し画像

『億り人が徹底解説! 初心者向けNFTの入門書』

前回読んだものと同じ著者の本で、今回はNFTについて書いている。
NFTとは〝Non Fungible Token“の略で、簡単に言うと「シリアル番号がふってある、唯一無二のデジタルデータ」で、この取引データを仮想通貨と同じブロックチェーンという仕組みを使って、改竄できないよう複数のコンピューター下で管理しているものである。

クリエイターの可能性を広げたり、世界に一枚しか存在しない作品の管理が容易だったり、そのデータが売買されるたびに収入になったりというビジネスのメリットがある。

ただ、その代わりに詐欺もかなり多く、失敗する危険性が高かったり、日本の市場が小さいというデメリットもある。
日本の市場はまだ小さいため、NFTを本格的にやりたいと思ったら海外の市場をみすえなくてはならない。

まだあまり知られてないことなので、ついついどうやって売買するのか?などをSNSなどて聞いてしまいがちだが、そうすると詐欺の餌食になるから、必ず自分で調べることが大切。

端末が壊れた時などの緊急時にウォレットを復元させるためのパスワード『シードフレーズ』や秘密鍵は絶対に教えてはいけない。この『シードフレーズ』を狙った詐欺が多い。

もしもNFTクリエイターになったら、作品を売るだけになってしまわないようにする。運営するつもりで、マーケティングリサーチしたり、供給量をコントロールしたり、顧客へのサービスも不可欠だ。

今後はもっともっと当たり前にNFTは流通するし、もっとも新しくもっとも熱いイノベーションなので、この時に立ち会わないのはもったいないとイケハヤさんは言っている。

私もそう思ってやってみたい気はあるが、この本を読んで、かなり詐欺と背中合わせで正直怖いなと思った。でも確実に色んなことがブロックチェーンによって行われ、NFTも当たり前になっていくんだろうなと感じた。

今なら、Kindle Unlimitedで読み放題で読めます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?