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ホスピタリティーについて

先日、voicyでちきりんさんが『弱者の気持ちがわかると強いよね』というお話をされていました。

ちきりんさんが通っているヨガ教室で、人気の先生とそうでもない先生との違いはどこにあるのか?ということを解説されていました。
私は、技術はもちろんだけど、楽しませるエンターテイメント性かな〜?と思いましたが、ちきりんさんは人気のある先生は『出来ない人の気持ちに寄り添って、出来ない人がその場に居心地が悪くならないような上手な声がけをしている』(表現は違いますが)先生だということでした。

確かに、ヨガを習いに来る人の多くが、『身体が鈍ってきたから少しでも動かしたい』『太ってきたから少しダイエットしよう』と、決して運動が得意な訳でもない人たちが、むしろ習いにきていると思います。
そこで、うまくポーズが取れなくて恥ずかしいと思っている生徒に、「大丈夫ですよ〜。このポーズ難しいですよね!」とか、最初から「このポーズが難しい場合は、もう一つのポーズをやってみてください」と難易度が低いポーズを教えるなど、生徒の気持ちに先回りして声がけが出来る先生が人気のある先生だと言うことでした。

この人気の先生は介護施設での仕事経験があり、身体を動かせないものをどうやって少しずつ動かせるようにしていくか?を考えていて、それにはまず生徒さんの心をリラックスさせて居心地悪く感じさせないことが一番大切だと経験上わかっているらしく、それが結果的に一番人気の先生になれる原因だと、ちきりんさんがおっしゃっていました。


私の働いているお店では、定期的に店長が変わって、その時の店長のカラーがお店に反映されるのですが、今の店長はホスピタリティーを最も大切だと考えていて、お客さまに対する心がけや、思いやる心、そしてスタッフ同士の感謝の気持ちを大切にしています。
その思いをきちんとスタッフ一人一人に伝えることで、スタッフ同士も協力しあい、今までより商品の乱れが少ない、お客さまにわかりやすいお店作りができているように思います。

ちきりんさんのヨガの教室同様、お店にもスポーツをすることにまだ気後れしたり、私なんか、、、と恥ずかしがっているお客様もいらっしゃいます。
でも、そんなお客さまに対して何か先回りして和める言葉をかけてあげるだけで、スポーツする時の見えないハードルだったり恥ずかしさだったりをとってあげられるのではないかと改めて思いました。

自分では当たり前だと思っていることも当たり前だと思わずに、できない人の気持ちになって言葉をかけることの大切さを考えさせられました。

今回は ノラ猫ポチ(猫の写真だけの場所) さんの素材を使わせていただきました!
ありがとうございます♪


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