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第十九夜「コンビニでトイレを借りたときにガムを買うのは店員に迷惑か?」田端信太郎アドベントカレンダー

こんばんは。今日もお疲れさまです。

クリスマスまでの田端信太郎非公式アドベントカレンダー第十九夜。

第十八夜から読む方はこちら↓

さあ、第十九夜を始めよう。
左手にライターを、右手にモラルを。

※このnoteは本人の許可を得ていない非公式なものです。一方で、noteを書いているのは田端大学の関係者であり、24日間のコメントも彼に近い立場からのコメントが並びます。フラットな目線ではなく偏った立場であることを先に申し上げておきます。

第十九夜「コンビニでトイレを借りたときにガムを買うのは店員に迷惑か?」

 最近はすっかり会社員をあがったおじさんポジションの田端さんですが、元はサラリーマン信太郎ですから、組織の経済学について勉強的な知識と法人営業の実務を担当していた実体験とで、しっかりとした持論をもってまして。

 以前、彼と「プリンシパルとエージェントの違い」について話をしていて。プリンシパルというのは実行する主体、エージェントは依頼された代理人のことで、弁護士事務所だったら依頼人がプリンシパル、弁護士はエージェントということになると。その延長の話で、プリンシパルとエージェントの利害関係の違いについて話をしたことがあります。

 依頼人と依頼された人、ぐらいで理解するとして、依頼人と依頼された人との間では、利害関係の相反が生じるからどうそれを克服するかは、考えなきゃいけないことだよね、と。

 例えばこれも同じ問題で、仕事を依頼するコンビニオーナーと、雇われているコンビニ店員さんでは、利害関係が生じると。

 コンビニオーナーからするとトイレを借りた後にガムなどを買う行為は売り上げにつながるが、店員にとっては100円のために品出しなどの手を止めてレジ打ちをするのは迷惑だと。

 これはどんなビジネスでも生じる問題で、コンビニオーナーと店員さんどちらが悪いとかそういう問題ではなく、「利害関係がある」ことを事前に考えなきゃいけない問題だと。

 確かに法人営業でも、相手の会社にとっては良い提案でも現場の店員さんにとって悪い提案だった場合に、現場の店員さんに提案しても上にあげてもらえない場合もあり。

 それをモラルや経済合理性で非難するのではなく、当たり前の話だと事前に割り切った上で、じゃあどうするか考えようと。

要するに、雇う側と、雇われる側の利害って、一致しないのがむしろ、出発点よね、という当たり前の話

 そう考えると、営業先の現場で話が進まないときに、担当者が悪いとか、モラルとか性格ではなく、「当たり前の話」として自分で腑に落ちた上で、対策するのは大事ですよね。

 田端さんと話してみたい人はこちらから。12月31日入会までは初月に1VS1の面談付き。(1月以降不明)


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