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サイト初心者向けでスタート、しかし、ビジネスユーザーが中心

何事にもあてはまることではありますが、実際にやってみないと分からないこと、やってみて始めて知ること、分かることがあります。サイト運営の場合は、その傾向が特に強いです。

2017年初めに休止中だったブロギングライフをリニューアルして、AdSenseとWordPressの情報を主に提供するサイトとして再立ち上げしたものの、3ヶ月経過しても、検索でもほとんど上位に表示されず訪問者も増えませんでした。

AdSenseやWordPress関連の検索での評価については、実際に取り組んで分かったことなどについて、別途、記事を投稿する予定です。この記事では、想定していたターゲットと実際のユーザー層とのギャップについて紹介します。

サイト運営初心者をターゲットに設定

サイト再立ち上げ時のコンセプトとしては、AdSenseヘルプフォーラムでの活動との連携、相互補完するというものがあったのですが、実際のところ、相互補完と言う効果はほとんど得られませんでした。

AdSenseヘルプフォーラムに質問する方は、初心者の方がやはり多いです。ブログやサイトを始めて、AdSenseで収益化を目指しているが、中々審査に合格しないという事に関連した質問が多い傾向があります。

また、審査関連以外の質問もあり、審査を通過して既に収益化を行っているサイト運営者が、フォーラムの質問と回答などをこまめに見ているだけでも、色々な点で参考になることは多いです。回答する側も、質問を読んだり、回答を考えたりすることで、得られることは多くあります。

ブロギングライフの再立ち上げ時、AdSense フォーラムの質問者と閲覧者向けに付加情報を提供する事を考えて記事を投稿していました。表現を変えると、サイト運営の初心者をターゲット層として設定していました。

ビジネスユーザーとノンビジネスユーザーの訪問パターンの違い

サイトの再立ち上げから半年から1年程度経過した時、ブロギングライフへの訪問は平日が多いことに気づきました。

『サイト運営者は週末に記事を書いたりすると思っていたけど、平日にサイト運営に取り組んで、週末はサイト関連よりも家族サービスや外出などで過ごす人が多いのだろうか??? 働いている人は、サイトに時間を割くのは週末のほうが多いと思っていたのだけれど、違ったのかもしれない。』などと、当初は意外に思いました。しかし、少し考えてみれば、分かることなのですが、そうではないことに気づきました。

コンスーマー系(消費者系)ユーザーの多いサイトは、週末にアクセスが多くなり、ビジネス系ユーザーが多いサイトは、平日に訪問が増える傾向があるのが通常です。

ビジネス系とコンスーマー系のユーザーでは、一日の訪問する時間帯も異なります。ビジネスに特化したサイトの場合は、午前8時頃から訪問が増え、12時から午後1時はガクッと減り、1時以降訪問が再び増えて、夕方から夜にかけて訪問が減少します。

以下は7日間のGoogle アナリティクスの日別のアクセスチャートです。典型的なビジネスユーザーの訪問が中心のサイトの訪問パターンです。

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コンスーマー向けの情報を配信するサイトは、午前9時から夕方まではアクセスが少なく、5時以降からアクセスが増え、深夜までアクセスが多くなることが一般的な傾向です。

(本記事で紹介したような訪問者の分析方法などについては、別途、プレミアム版の記事を投稿する予定です。)

ノンビジネスユーザーの時間帯での訪問パターンは、ユーザーの年齢層、性別、職種(学生、主婦、社会人)などによっても異なります。

アナリティクスで日毎のユーザーの訪問数を見て、週末にアクセスが落ち込むパターンのサイトは、時間単位の表示にチャートを切り替えるとワークアワーの訪問が多く、それ以外の訪問が少ない傾向になることが多いです。この様なユーザーの訪問傾向があるサイトは、ビジネスユーザーが中心であることを示しています。

ブロギングライフのユーザーの訪問パターンは、典型的なビジネス系のサイトのものです。

なぜ、ブロギングライフの訪問は、なぜビジネスユーザが多いかについては、別途、記事を投稿する予定です。

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