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突然、深夜に古い知人からFacebookの繋がりを止めようとメッセージが届きました

インターネットを介したコミュニケーションツールは多種多様なものがあります。FacebookのMessenger、TwitterのDM、InstagramのDMなどソーシャルメディアのメッセージ機能も便利で利用している人も多いと思います。さらに、LineやAppleのMessages(iMessage), Skype等もあります。Slack, Google Chat, Hangouts Chat, Signal, WhatsApp, Microsoft Teamsなどもビジネスを含めて多様な用途で利用可能なコミュニケーションツールがあります。

インターネットのコミュニケーションツールは、以前はEメールが主流でした。今でもビジネスなどでの重要度の高いやり取りは、Eメールが中心で使用されていると思います。プライベートでも、比較的踏み込んだ話題などはEメールが適しています。

Eメールは、少しフォーマルな要素もあるため、メール文を作成するのにも時間がかかりがちです。メールを使うほどの内容ではない軽めの話題や会話的な要素でやり取りする場合には、メッセージングツールやChatアプリなどが適しています。

Facebookは、友人との交流に適したソーシャルメディアと認識しています。Facebookの投稿は、友人、知人、親戚、離れて住んでいる家族などに近況などを伝えるのにも適しています。投稿へのコメントなどでちょっとしたやり取りをしたり、メッセンジャーを使ってプライベートなやり取りをしたり、必要に応じて音声やビデオで話すこともできます。

Eメールは、友人に対しても、クリスマス時や年末年始の挨拶、時折、近況を伝えたり、連絡を取り合う用途でも使います。ソーシャルメディアと比べると少しフォーマルな(かしこまった)形の交流ができます。

それぞれのコミュニケーションツールを相手との関係や用途に応じて使いわけると効率的で便利なことも多々あります。

先週、日本時間の深夜に古い知人から突然、Facebook Messengerのメッセージ受信の通知が、手元の端末に表示されました。「一体、どうしたのだろう?」と思い、直ぐにMessengerを開いて知人からのメッセージを確認しました。

「Chicoさんとは、Gmailで繋がっているので、Facebookで繋がる必要性を感じません。友達から削除して良いですか?」と言う内容でした。

Facebookは、サイト運営用のページを作成するためには、個人のアカウントを取得する必要があるため、アカウントを作成しているのですが、個人アカウントでは一つも投稿をしていません。

10人程度友人として繋がっているのですが、たまに友人の投稿などを見る程度です。しかし、Messengerは何人かの人とはやり取りなどでも使っているので、それなりに高い頻度で使用しています。

「ご存知の通り、私はFacebookは個人用としては殆ど使っていません。投稿も一つもしていません。Facebookでの繋がりを止めたいとお考えでしたら、お気持ちを尊重します。」と返答しました。

「Messengerは便利なので続けられると良いのですが・・・」と追加でコメントしました。後で良く考えてみると、Facebookで友達として繋がっていなくても、Messengerでのやり取りはできます。その意味で、その知人のFacebookでの投稿を見れなくなるだけです。

先方が友達の繋がりを止めたいと言うのであれば、別に構わないけれど、なぜ、突然、その事を深夜にメッセージしてくるのだろうと思いました。しかし、他人の事情や気持ちなどを詮索するつもりは全く無いので、それでは止めましょうということでメッセージのやり取りは終わりました。

メッセージのやり取り終了後にFacebookのアカウントを見てみると、その知人との繋がりは既に無くなっていました。

日本時間の深夜にその様なメッセージのやり取りをした翌朝、その人からGmailでメールが届きました。

「昨日は夜中に目が冴えて、Facebookの整理をしてスッキリしました。
ご協力ありがとうございました。」と言う書き出しから、少し別の話題などが含まれるメール文でした。

わざわざメールも送ってくれた事、その人との関係と交流はもうそれ程積極的に行わなくなるかもしれないと思い、ある程度丁寧な内容で返信をしました。

Facebookでの繋がりはなくなりましたが、今後はメールでたまに交流は続けていきましょうと言うような主旨の内容をメールを受け取った相手の気持ちを損ねずに伝えられるように考えてメールを送信しました。

ある程度気を使う内容で、それなりに長い文となってしまったため、メールを作成するのに1時間程度かかってしまいました。

その日は(その日に限ったことではないのですが)、やるべきことが沢山あるので、その前のメッセージのやり取りに加えて、1時間メールの作成に時間を使ってしまい、少し複雑な心境となりました。

自分の気持を整理するために少し考えました。

日本で、友人と飲みに行けば、数時間、下手すれば6時間程度かかることだってあります。それに比べれば1時間メールに使うのは大した時間の消費ではないとも考えられます。実際の所、今は飲みに行くこともないので、現実的な比較ではないですが、自分の中での納得させる意味はあります。

また、普段でもメールの返信、フォーラムへの参加、Twitter、Messenger、その他のコミュニケーションツールにかなり時間を使ってしまうことも日常的に起きます。

今回に限ったことではない。それほど気にしなくて良い。ただし、自分の時間の使い方は、もう少し考えて計画的に実行していくようにしようと改めて思いました。

考えてみると、知人とのメールのやり取りをすることは双方に時間がかかることが多い。Facebookをやっていると、メールの代わりに軽い感じでそれ程、気持ちや時間を使わずに友人関係を維持することができるメリットもあるのではないか?Facebookがこれほど普及したのは、その様なニーズにFacebookは適しているためであることも理由の一つと考えられる。などという事を考えたりしました。

この様な着想は、これまで考えたことがありませんでした。知人からのメッセージとやり取りがあったから、考える機会を得られたとも言えます。

実はこの話には続きがあります。私のメールの返信に対して知人が返信してくれて、更に別の話題のメールも翌日に送付してくれました。ありがたいことではあるのですが、同時にメールの返信の時間がさらに追加で必要となってしまいました。

Messengerだったら、もっと時間を節約して交流できるのに・・・と思ったりもするのですが、交流についての考え方や交流方法は人それぞれ異なります。仕方ないことだとは思うのですが、もう少し自分の方でも、コミュニケーションツールの使い分けや人付き合いの仕方を改めて考えようと思っています。

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