見出し画像

思い込みの怖さ

思い込みというのは怖いものだと思います。
かつて野村監督が「思い込みは悪!先入観は敵!」と言ったとの事ですが、確かにそうかもしれません。
この「思い込み」を巧みに利用して、人の心を操るヤツもいるので注意したい。(こういうの、サイコパスっていうんでしょうかね?)

オイラの周りはこういう言葉を巧みに利用して、自分の有利な方に話が傾くように仕向けるのが多い気がするので、注意喚起的な役に立てたら良いと思い、記録しておくことにしました。
特にオイラの場合、メンタル疾患を避けたい時、引継ぎがいい加減過ぎて自分が苦労するのが目に見えている時等の離任や退任の話をした時に、セリフを言われた経験が多数あります。

ですが、言ったとおりになりませんし、相手の都合がいいだけで、自分が壊れたり、病んだりするのは、本末転倒なのでご注意ください。



石の上にも三年

って、書いた文字が石の上じゃないし・・・

未だによく聞く旧態依然の言葉!マジか?石の上にも三年っていうのなら「三年あるなら自分の合った環境を探せ!」と言う言葉が新たに出てくるほどの時代になりました。なぜ、いまだに言う人が多いのか?はわかりません。3年我慢すれば、それなりの地位が手に入り、その先を我慢すれば、スキルアップしなくても「年功序列」で上がっていって、それなりの地位が手に入るレールに乗れたから、じゃないでしょうか。

今の時代、既に「年功序列」や「終身雇用」は廃止され、3年先の自社の経営状態などは判るわけがありません。なんならリストラや早期退職を促されることもあり得る時代に、3年耐えて何になるのか???

それにメンタルを病んで3年耐えても、スキルアップは望めないし、そこからの人生の方がマジで苦しい。

メンタルを病んでしまうと、記憶力、判断力、理解力など、すべての能力が低下します。なんなら重症化するだけになるかもしれません。この状態で仕事を続けても、良い事は無いと考えますが、皆さんはいかがでしょうか?

相手の怒気

不機嫌を醸し出されてもねぇ・・・

怒気や不機嫌を見せつけることで、相手より優位に立つ・・・要はマウントを取る人もいます。これに振り回されてしまうと、判断力や生産性が落ち、良いことが無いと思います。

どんな理由があるにせよ、自分の機嫌で人をコントロールしていい理由は無いので、こういう輩は「普段は良い人だから」などと許してはいけません。経験上、大抵調子に乗って冗長してくる輩が多いので、警戒して近づかないようにしましょう。

ちなみに、今回適応障害の原因になったのは、こういう輩です。不機嫌や怒気で相手に圧をかけるやり方は、旧態依然のやり方ではないのかなぁ?その前に気づかせたり、フォローしたりする方がよっぽど生産性が高くなると思うのですがね。

逆に「うかつに不機嫌を出しても良いこと無いな」と相手に思わせる事が可能ならば問題ありません。いじめっ子に屈しないスキルがあるのでしたら、こんな相手にも苦労はしないと思います。逆にそういうスキルが欲しいwww

繊細さんやメンタル疾患を持っている人は、逆に「いじめやすいと思われるスキル」は持っているのですよねぇ(;^_^A

生きていてもしかたない(価値が無い)

価値って自分が決めるからこそ悩む・・・

うつ病や適応障害の時に、これしか考えられない時があります。なかなかしつこくて離れないこの想い・・・何等か目的を求めたり、何らかの理由を明確にしたいと思ったりするでしょうが、生きている時に「生きる価値」なんてわからないのかもしれません。

生きる意味など、みんな分かっていないし、わかっている人でも本人が思う「勝手につけた意味」なんですよね。
だって、誰も正解を知らないし、教わるものでも、教えられるものでもないから。
だったら、生きる意味を勝手に決めていいんだし、それは誰に咎めだてられるものでもない。自分で決めてそのために生きていいんだなって最近思います。

ちなみに私が最高に辛かった時は、そんなことどうでもよく「生きているだけで辛い!」から早く終わりたい、って思いが強かった。

ただ、この想い・・・本当に病気が重症の時に出てきていました。辛いかもしれませんが、消え去るまで脳みそを休めると、病気が軽くなってくれば徐々に解放されてくるかもしれません。めっちゃつらいし、このままの人生苦しいって思うかもしれませんが、一旦楽になるまで何も考えずに脳を休ませることが先決かなと思います。

この先生きていけるのか?

大丈夫・・・なんとかなる・・・

メンタル疾患で思い悩むのが、経済的な問題ですね。人生で色々なものを計画して、ローンを組んだりしますし、背負うものが増えれば増えるほど、いろいろと出費もあります。この悩みを突きつけられて、「この先、生きていけるのか?」、「治ったとしても再発するのではないか?」と思ってしまうこともあります。ただ、病気の時は、極端にダークな結論を出しがちになる気がするんです。

「人生何とかなる」と思っていると、思いがけない方法や、制度が見えてきたり、助け船が出たりと、意外に何とかなるかもしれません。視点が変わったら、案外目に留まる情報が変わってきますよ。(カラーバス効果ですね。)

どこへ行っても同じ

金太郎飴かよ!

これは退職する時に、下手すれば人事や上司に言われる言葉ですね。オイラも長年そう思っていました。どこへ行っても同じような人間、同じような事が起きるから、今起きていることから逃げたらだめっていう理論です。確かにそれで乗り越えられれば良いですが、乗り越えられないなら仕方がないのでは?

それに、言った人も、今の業界しか知らないかもしれないし、転職経験者だとしても、今の業界に長いこといる場合、どうなんでしょうか?

同じメンタル疾患で復活したのでしたら、耳を傾ける価値はあると思いますが・・・どこへ行っても同じかどうかは、やってみなければわかりません。自分とその人は違うわけで、同じ結果にはならないはず。

例えそのセリフを言った人が、「どこに転職しても同じだった」という経験をしたとしても、そのセリフを吐いた人の判断が間違えている可能性もあり、その人の転職の幅が広範囲であるはずはない。メンタル壊れるぐらいなら、環境を変えても良いと思います。

どうせ辛く苦しい時間が続いて「○○たい」と思うくらいなら、可能性が見出せるところにチャレンジしたほうが良い、と思うのは私だけでしょうか。

その年齢で離職しても仕事はないよ?

今、その瞬間動かない方が怖いよね・・・

結局、これも蓋を開けると、結構仕事はあるんですよね。ただし、給与が安くなったり、いろいろと制約はあるかもしれませんが、それでも無いわけではないんですよね。

そのセリフを信じて、動けないとか、今のままの方が良いとか判断してしまい、私はメンタル病みましたよ(;^_^A背負うものがあるから、気軽には・・・と言う理由で動くことすらしなかった。

全く動かない方が怖い!

いや、実際に会社を辞めたり、転職などの行動にせ、と言っているわけではありません。

実際に行動に移さなくても、自分の業界の動向や他の業界、他の会社の動向を少しでも把握する意識があれば、副業につながる情報も入ってきたりと、アンテナがはれます。

その年齢で・・・と言う言葉を鵜呑みにしてしまう前に、「その年齢でも」とか、「その年齢だからこそ」と言い換えて、変化していく意識を持っていた方が、今後につながるのではないでしょうか。

最後に

言われたことや聞いたことがあるセリフが出てきたと思います。真に受けてしまったからこそ、今の私の苦悩があります。

人の言うことを素直に聞き過ぎる人は、一度立ち止まって「本当にそうなのか?」といい意味で疑うことも必要だと思います。

私は鵜呑みにしたセリフもあるので、がんじがらめで動けなかった時もありました。
そんな時に年上の人が動いて、全然困っていない人もいたので、人のセリフはあてにならないなと思います。やった後悔より、やらなかった後悔のほうが強く後悔すると聞きます。

「あの時○○してればよかった」と後悔しないようにしたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?