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AWSのHoneycodeで経費精算アプリの構築にチャレンジ その1
AWSでHoneycodeで経費精算アプリが構築できるということなので、チャレンジしてみたので、その際の記録を残してみる。
できれば無料で高機能のものがいい・・
iPhoneアプリでも経費精算アプリは存在していて、アプリからCSVをエクスポートして、会計システムに取り込みするという運用は、数名程度の会社なら十分できるが、無料で高性能なものはないのかと思って調べてみたところ、AWSのHoneycodeというアプリで経費精算アプリが作成できるという記事を見つけた。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/how-to-create-an-expense-tracking-app-without-coding-using-amazon-honeycode/
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BASICなら2500行まで無料。20名まで。小規模組織なら十分な量だろう。また一部の部門だけで試験的に導入するのもありだと思う。以下対象を非上場の小規模な企業を前提に書いています。詳細は、別途顧問税理士等にご確認ください。
サンプルのデータではそのまま使えないので多少アレンジすることにした
上記の参考記事を読んでいくと、サンプルでつかっているだけのためか?アメリカのエンジニア??作成した記事を日本語に訳して作成している記事のため、なぜだか個人的な費用とビジネス上の費用を分類する仕様になっており、なぜ仕事に利用するようなアプリで、わざわざ個人的な費用を入力するんだと突っ込みたくなる。。。
ちょっとこのままでは使えないと思ったので、ベースは、上記URLを参考にしつつも、多少のアレンジを加えて、部門コードやプロジェクトコード(案件への紐付けのためのコード)を追加して作成してみることにした。
また、書類保存要件も同時に満たすため入力欄を確保することが必要と考えた。
(2) 飲食その他これに類する行為(以下「飲食等」といいます。)のために要する費用(専ら当該法人の役員若しくは従業員又はこれらの親族に対する接待等のために支出するものを除きます。)であって、その支出する金額を飲食等に参加した者の数で割って計算した金額が5,000円以下である費用
なお、この規定は次の事項を記載した書類を保存している場合に限り適用されます。
イ 飲食等のあった年月日
ロ 飲食等に参加した得意先、仕入先その他事業に関係のある者等の氏名又は名称及びその関係
ハ 飲食等に参加した者の数
ニ その飲食等に要した費用の額、飲食店等の名称及び所在地(店舗がない等の理由で名称又は所在地が明らかでないときは、領収書等に記載された支払先の氏名又は名称、住所等)
ホ その他飲食等に要した費用であることを明らかにするために必要な事項
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5265.htm
権限設定可能
休暇申請のサンプルページを見たところ、申請と許可をできる機能があるようなので、複雑な承認権限設定はできないにしても簡易的なものなら承認設定もできるようだ。無料で利用できて、ここまでできるのなかなかよい。
https://www.honeycode.aws/templates/time-off-reporting
この機能を転用すれば、経費申請と経費承認はできると考えた。
画像ファイルを添付する機能ない??
デメリットとしては、画像を添付するメニューがいまのところない???
ベータ版なのでしょうがない。ここはアップデートを待つしかないが、運用上は、領収書の原本を回収する運用にすればよい。電子帳簿保存法への対応は別途検討することにした。
運用上は、アプリで申請と同時に、上長と経理あてに領収書の画像データと原本を回送するという形にすればよい。
交通費精算機能がない
クラウド系の経費精算アプリなら、交通費の精算機能がついていて、ICカード読み取りや定期内の金額も自動的に調整して計算してくれるが、無料なので当然そんな機能はない。そのあたりは、日本に最適化されている国内系のクラウドサービスが圧倒的に便利だろう。
次回につづく
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