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『モータルコンバット』って何?【其の弐】

ストリートファイターや鉄拳以上に大人気!?
進化し続けるモータルコンバットシリーズの『今』と売れるきっかけとなった『大きな要』

第1作の発売から今年(2022年)で30年。

モータルコンバットシリーズを生んだ『ミッドウェイゲームズ』は2009年に倒産、ワーナーグループに買収されて以降の作品は2010年に設立された後継会社『ネザーレルムスタジオ』によって手がけられるようになります。

今や残虐性、格闘ゲームの本質ともに大幅に進化を遂げた
現時点で最新作の『モータルコンバット11』。

2021年7月に『モータルコンバット11 』のみの売上本数が1200万本を突破。
シリーズ累計販売数はなんと7300万本、モバイル版モータルコンバットはさらに驚きの1億3800万DLを超えるビッグタイトルにまで成長を遂げました!

2021年3~4月の時点での他の格闘ゲームの売上は『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズが6510万本、『鉄拳』シリーズが5100万本、『ストリートファイター』シリーズが4600万本でした。

日本では名高いタイトルたちを抑え世界でトップの格闘ゲームとなったのです!!

2020年にはコンピュータゲーム業界の功績を讃え、優れたゲームを表彰する式典『The Game Awards』でベストファイティングゲーム部門で受賞。

そして今年、モータルコンバット制作者のエド ブーン氏がDICEアワード2022でAIAS(Academy of Interactive Arts & Sciences)殿堂入りを果たしました。

世界から支持され、多くのユーザーから愛される『モータルコンバット』シリーズですが…

なぜ制作者たちの予想を遥かに上回るほどまでに成長したのでしょう?

その原点となる理由はやはり…『圧倒的な残虐性』

あまりにも衝撃的すぎる殺し方が印象的で一度見ると頭から離れず、なんとなくそのゲームの存在が気になってくる…

恐ろしい話、人間なんでも気になったものって一瞬で脳裏に焼き付いて、後々何回も気にするようにならないでしょうか?

モータルコンバットはまさにそこを大きく突いているのです。

見た者全てに強烈なインパクトを植え付け、存在を気にした人たちがシリーズのいろいろな作品の詳細を見て学び、結果購入へと繋がっていく…

僕もまさにこのルートを辿った一人です。

初めて知ったのは15歳の時で、怖いものを克服しようとホラーゲームの動画を観ていた時に自動再生で次の動画に移った時にこれが映りました…

当時、まだ発売されたばかりの『モータルコンバットX』のあまりの残虐さにもちろん背筋が凍るような衝撃を受けました。

まんまと気になった僕はいろいろな動画を観漁るようになり、16歳の時にモータルコンバットのモバイル版をダウンロード。

やりこむうちにこの強烈なグロテスクさが癖となり、いつか家庭用ゲーム版もやってみたいと思うようになります。

2019年『モータルコンバット11』が発売されたことを期に、ついに購入を決断しました。

…と、簡単に経緯を説明するとこのような感じです。

他の格闘ゲームにはない要素かつ強烈なインパクト

この相乗効果こそ、モータルコンバットが格闘ゲームの天下一となるうえで大きな要の『一つ』となったのですね。

さて、今回はモータルコンバットの現在と売れるきっかけとなった原点についてお話ししていきました。

…そう、今回はあくまで理由の原点をお話ししただけなので、他にもまだまだ売れていった理由がたくさんあるのです!!

マインドマップで例えると、まだテーマに葉っぱ多めの1本の枝がニョロっと生えた程度の段階ですよ(笑)

続きはまた次回 ♪
次回は『モータルコンバットのすごいところ&もっとここに注目して欲しい』についてお話しします。



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