『モータルコンバット』って何?【其の肆】
グロいだけが取り柄じゃない!
モータルコンバットのもっとココを見て!!(中編)
今回は【其の参】の続きからとなります。
前回をご覧になってない方はぜひ下記のリンクからご覧ください ♪
③同じキャラクターでも作品ごとで全く顔が違う
みなさんは自分のお気に入りのキャラクターたちの顔が次回作からまるで『別人』のようになったら…どう感じますか?
ストリートファイターのリュウが、鉄拳のカズヤが…
「誰だお前!?」
「前の方が断然良かった…」
「なぜ変えた…」
と、言われるレベルまで変わったら。
特に長年愛され、顔がほとんど変っていないものが突如このような変化を起こすと、多くの方がショックを受けるのではないでしょうか…
それでは、本題に入っていきましょう。
こちらは2015年発売『モータルコンバットX』から登場したキャシー・ケイジというキャラクターです。
初期作品から登場しているジョニー・ケイジとソニア・ブレイドの間から生まれた娘で、人間界の特殊部隊スペシャルフォースの軍曹、二丁拳銃とジョニーから遺伝的に受け継いだ不思議な力を交えた格闘術で戦います。
金髪でスラっとしたスレンダー体型とクールビューティな顔立ち。
可愛さより全体的にカッコよさに振ったデザインが印象的です ♪
ではでは、みなさん。
こちらは2019年発売『モータルコンバット11』に登場した女性キャラクターなのですが、誰だか分かりますか?
金髪、二丁拳銃…あれ?前作に登場したキャシーと特徴がいくつか被る。
けど、顔は全くの『別人』。
こちらのキャラクターの名前、正解は…
キャシー・ケイジ
『え?本当に同じ?』って思われた方が少なからずいるでしょう。
しかし、ストーリーを観ていると話している内容が前作ときちんと繋がって進んでいるので、確かに同じキャラクターなのです。
なんだったら、前より可愛さが増していて個人的にはコッチの方が好き(笑)
モータルコンバットはこのように新しい作品が出るたびに同じキャラクターでも顔以外に衣装のデザイン、戦闘で使用する技までもが大きく変化しているのです。
そのメリットは、新作が出るたびにプレイヤーが新鮮な気持ちで新たなスタートを切れること。
キャラクターの個性や特徴をほぼ崩すことなく一新するため、ファンにとっては大きな楽しみとなり、期待や話題が尽きません。
戦い方もキャラクターごとに大きく変わるため、馴染み深い技から新たな技、全てを駆使して今作はどのようにして戦えばよいのか…その考えは他の格闘ゲームに比べて、まさに無限大と言えるでしょう。
④おしゃれや演出の幅が広すぎる!
これから、長きにわたって共にするキャラクターたち。
格闘ゲームというと大体衣装が決まっていたり、変えられるとしても色だけだったり、用意されていても数種類だったり…
案外、おしゃれに疎い。
同じような衣装で何日も戦っていると、なんとなく見飽きてくる方がいらっしゃるのではないでしょうか?
最近のドラゴンクエストのように武器や衣装を身に着けると現実の人間がおしゃれをするように部位ごとにしっかりとその変化が反映される。
そのような機能が2019年発売『モータルコンバット11』にて実装されました!
着ている衣装を変更できる『スキン』、さらに今作から使用している武器やアクセサリを変更できる『ギア』も追加されました。
前作までは数種類ほどしか用意されていなかった『スキン』は各キャラ約40~70種類にまで増加、『ギア』は各キャラ3か所変更できるため、1か所あたりが約30~40種類、3か所全て合わせると1人あたり約90~120種類。
つまり、『スキン』と『ギア』どちらも合わせて1人あたり約130~190種類用意されていることになります。
オンラインイベントへの参加や条件を満たすことで、少しずつ解放されていくので全てを集めるのは容易ではありません…というか無理です(笑)
格闘ゲームでおしゃれに対しまさかここまで力を入れてくるとは驚きですね。
カッコよく決めてみたり、あえてダサくしてみたり…プレイヤーのその日の気分に合わせてキメることができるので個人的にこの要素の追加は非常に大きかったです。
さらに、今作からキャラクターの入場シーンや勝利時のポーズのパターンが複数用意されるようになり、こちらもプレイヤーの飽きが感じにくいように工夫がされています。
そして、入場時には対戦するキャラクターとの掛け合いがあるのですが…
普通、ストリートファイターや鉄拳は対戦相手との関わりが深い時にのみ特殊な掛け合いが発生します。
しかし、モータルコンバットはなんと全てのキャラクターに対して数パターンの会話が用意されているため、1人あたりなんと約1時間という特大ボリューム!
このあまりの膨大な会話量に声を当てられた声優さんたちは、さぞ大変驚かれたことでしょう。
本当によく頑張ってくださったなという、いちプレイヤーとしてこの努力を讃えて感謝すべき点だな思いました。
続きはまた次回 ♪
後編に続きます。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?