「才能がない」と他人に言ってはいけない
才能がない、という言葉は大嫌いです。
「能力がない」はただの事実です。この言葉には、今は能力がないけれど努力次第では十分能力を上げられる可能性がある、というニュアンスが含まれています。
一方「才能がない」は現時点で能力がないし、努力してもどうにもならない、という意味です。例えば、才能がない、センスがないなどという言葉を親が使うと子どもは一生その分野において苦労します。
どうしてあなたに才能がわかるのか
努力しても埋まらないレベルで才能に恵まれていない、などとどうしてあなたにわかるのでしょう。好きになって繰り返し練習すれば上手くなるかもしれません。
才能がないと言っていいのは、一流の教育者やコーチだけでしょう。
同様に「才能がある」も使ってはいけない
同様に「才能がある」も人に言ってはいけません。評価すべきは努力や結果であって、才能ではありません。「才能がある」という言葉を使うと、お前がどれだけ努力したかはわからないけど、才能に恵まれていただけでしょ、というニュアンスが出てしまいます。
褒めるなら才能ではなく、努力を褒めるべきです。
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