仮想通貨マイナーが自動売買を実行するまで~$38:短期BOTはマイニング報酬を超えるか?~
開発をすすめてきた短期BOT、ようやく実践投入できそうな状況まで仕上がってきました。
途中、レンジ回避+別戦略ではまった感がありますが、現在のBOT開発のストラテジーに対して、有効なインディケーターが見つかったことが大きかったですね。
これはあくまで自分の状況なので一般的ではありませんが、別戦略ではインディも分けていたので、ここが大きな落とし穴でした。
pythonに慣れてくるとインディは簡単に実装できるようになるので、初心者なのに技に走りすぎた感は否めませんが、現在の相場に対していろいろ発見もありましたし、試行錯誤から取引戦略の軸らしきものが見えてきたのは良かったかなと思います。
フォワードテストに時間をかけていたのは、
・マイニング収益を上回るくらいの期待値が得られるかどうか?
・期待値を得るためにはどの程度リスクを冒しているのか?
を自分の中で明確にしたかったからです。
マイニング自体は収益が安定的なので、この分を超えないようであれば短期BOTを稼働させるメリットはまったくありません。(もっとも、マイニングの場合は設備投資に制約はありますが…。)
短期BOTの開発状況としては、ようやくマイニングと同じ収益レベルまで来たかな?(どうかな?)という感じなので、多少の調整をおこないながらも現在レベルの収益が安定的に期待できるのであれば、短期BOTを稼働させる価値がようやくでてきますね。
そのうえで、リスクをとってより多くの収益を狙うとすれば、
1.取引機会を増やす
2.ボリュームを調整する
3.レバレッジをかける
上記3点のいずれかになるかと思います。
1.は有効なパラメーターの調整に手間取りそうな気もしますね。
2.は取引所のボリュームによって売買執行でエラーがでそうな気もします。
3.も2.と同様です。
ただ、2.3に関しては、取引ボリュームを読みながら調整すればよいはずなので、さほど難しくなさそうです。
とすれば、より多くの収益を獲得する(具体的にはマイニング報酬を上回る)ためには、まずは取引所の取引ボリュームを確認しながら取引ロットを調整する、ということになります。
現在の短期BOTの試験状況としては、ある一定のリズムで損失回避の取引ができているので、ドローダウンは限定されています。
とすれば、ボリュームを増やす際のリスク判定は、未執行のリスクとロスカットを回避するということになるのかな?
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