仮想通貨マイナーが自動売買を実行するまで~$35:BTCの流動性~

短期BOTがなかなかラウンチできずパラメーターの調整に手間取っている状況が続いています。先々週はいいところまで行っていたのですが、特定パターンのトレンドが取れない(&騙される)という点がどうしても気に入らない…。

問題点としては、「チャネルブレイクが基本であるがレンジ相場では別のストラテジをつかっていること」これにつきるかなと思っています。

レンジでの取引を回避することを目的にレンジ判定を入れ、さらにその中で別の戦略を動かしています。

その上で、相場の状況に対応するためにエントリーでのだましの回避、プロフィットオーダー、ロスカット、をそれぞれパラメーターとして入れています。

最近の相場はトレンドが急に発生してすぐレンジに移行する傾向が強いので、レンジ回避で何もしていない場合は、急に発生するトレンドに対応できない、という点があるかと思います。

レンジ回避をしない(別戦略もうごかさない)というのは一つの解決手段ではありますが、とりあえずはシストレの習熟の意味でもいろいろ試してみる価値はあると思っています。

レンジ回避をしない場合は、ドローダウンが気になるはずなので、もし回避するならレンジ中はロットを減らすことで対応したほうが良いのかもしれませんね。(これは割と簡単にできる対応です。)

レンジ内で動かしている別戦略ではすでにロットは減らしています。

チャネルブレイクに移行する場合には、ポジションを持っているので即座に対応しているのですが、どうも相場の状況に対して反応速度がワンテンポ遅れているというか、スリップに対応できていないのか…。

ハマっている時は安定して稼いでくれるのですが、外すと思いっきり損を出すので、機敏なリトライ処理等の開発対応力が必要になるのでしょうね。

もっとも、やってるうちに「(あのインディケーターが思いのほか機能しないのは)BTCの流動性って仮想通貨の中ではあるほうだけど、為替に比べれば全然なんだな」というのを改めて認識しなおしています。

5月は短期BOTの開発と並行して、機械学習で各通貨毎のおおまかな予測を立てて、ポートフォリオのリバランスを行いました。

この機械学習+ポートフォリオのリバランスはけっこう行けそうかな?と思いだしたので株式でも分析に使い始めることにしました。

こっちのほうは即時性が求められるわけではないので、裁量トレードの意思決定支援システムとしてはそこそこ使えそうな気がしています。

これで、短期BOTが安定的に稼いでくれるようになると運用そのものが断然楽になるので良いんですけどね…。


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