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これからのこと。

はじめまして。
今日(6月16日)は僕にとって大きな挑戦が始まる日であります。
これを機に重い腰を上げてnoteを始めようと思います。
自分の思考や想いを外に発信することにちょっぴり恥ずかしさを覚えますが最後まで読んでくださるとありがたいです。

先日、TABIPPO2020名古屋代表のようさんがステキな動画を作ってくれました。
ようさんの人柄の良さが滲み出ているこの動画はとってもお気に入りです。

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そして最近、この動画と文集、BPF大阪終演後に名古屋のみんなから貰った色紙を眺めて余韻に浸る時間がよくあります。
その時間にはあの輝かしい日々には戻れない「寂しさ」や「虚しさ」を感じながらも、活動の一コマを鮮明に思い出して懐かしむ「心地よさ」も含んでいるわけです。
そんな心地良い時間がとっても好きなのですが、そろそろこの時間に入り浸る日々に終止符を打つ時がやってきました。
新たなスタートを切る時が遂にやってきました。

前置きが長くなりました。
結論から言うと今年度のTABIPPO名古屋支部の代表を務めさせていただくことになりました。(前々から決まっていましたが今日をもって正式に就任しました。)

1.TABIPPOとは??

TABIPPOは「旅で世界を、もっと素敵に」をビジョンとして掲げる会社のことで、旅を広めるための活動を日々行っています。
TABIPPOという会社の下にTABIPPO学生支部という学生団体があります。
僕は全国9都市に拠点を置く学生支部の内、名古屋支部の代表を務めます。

2.「旅で世界を、もっと素敵に」というビジョンの可能性

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それではなぜ代表をやることにしたのかについてまずは旅という側面から話していきます。
まずはこの「旅で世界を、もっと素敵に」というビジョンに深く共感しているというのが代表をやろうと思った理由の一つ目です。
「旅が世界をもっと素敵にする」という可能性について言及したいと思います。

まず世界が素敵な状態であるというのは「素敵なBeing(在り方)を持った人で溢れ返っている世界」であると考えています。
それでは「素敵なBeingを持っている人」とは一体どんな人なのか。
それは「豊かな心で相手にベクトルが向けられる人」だと思っています。
豊かな心というのは自分の人生に満足している状態であることを意味します。
そしてその豊かな心で相手にベクトルを向ける、すなわち相手のことを思って何か行動するということです。
世界中の人が豊かな心でお互いにベクトルを向けられたら素敵な世界になるはずです。
その素敵なBeingを持った人を輩出してくれるのが旅です。
旅は素敵なBeingを持った人を育ててくれる指導者のような存在です。
旅の途中、異国の興味深い文化や多様な価値観に触れ、ほっぺたが落ちそうなくらい美味しい料理を食べ、息を飲むほどの絶景と出会います。
そんな一つ一つの経験が旅を彩ってくれて、とてつもなく幸せを感じます。まさに心が豊かである状態です。
そして何より旅では沢山の人と出会います。
旅の途中に何か困ったことに直面した時は、誰かが手を差し伸べてくれます。
時には自分が誰かに手を差し伸べることもあります。
旅の中で自分にベクトルを向けてくれる人もいれば自分が今度は自分が相手にベクトルを向けることもあるのです。
そんな経験を旅はさせてくれます。

僕自身の経験からも旅というものが無限の可能性を秘めているなと感じます。
だからこそ代表という組織のトップに立つことでより旅の魅力を多くの人に伝えることができるはずだと考えています。
とりわけ旅が出来ないコロナの状況下、今年度のTABIPPOの活動は大きなインパクトを世に与えられるはずです。

3.新しい自分に出会えるかもという期待

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次は僕自身のことについて。
僕は今まで部活やクラスでは「副○○」というポジションにつくことがほとんどでした。
「組織のトップに近いけどトップではない立場」にいた方が、自分の性格上、バリューを発揮しやすかったと思います。
でもそんな自分も見飽きてしまいました。

今までの僕は何事もコンフォートゾーン(居心地の良い場所)に身を置いて(挑戦という名の)行動しかしていない気がします。
新しいことに挑戦する時には付き物である、不安やストレスを正直あまり感じていなかったのです。

だからこそコンフォートゾーンを脱却してストレッチゾーン(良い意味で不安やストレスを感じる場所)に身を置きたいと思うわけです。

組織の一員として活動する立場(コンフォートゾーン)から皆を牽引する立場(ストレッチゾーン)に立った時、どんな自分に出会えるのか。
これが代表をやろうと思った、二つ目の理由です。

ストレッチゾーンに身を置くことで自分自身の良い所、悪い所をよりはっきりと感じることになると思います。
組織のメンバーを愛することができている自分、結果にコミット出来ている自分もいれば、時には自分の内側に閉じ籠ってしまう醜い自分が見え隠れするかもしれません。

ただ成長のための成長は絶対にないので、一年間やり切った後に結果的に成長の糧になっていれば十分です。
新しい自分に出会うことは二の次です。

4.可能性に満ち溢れているという気づき

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次は組織のメンバーが活動を終えた後、どんな姿であってほしいかについて。
それは「自分の可能性を信じ切れている堂々とした姿」であってほしいなと思います。

人は元来、創造力や才能、可能性に溢れた存在だと僕は思っています。
とりわけTABIPPOの活動に参加したいと思っている人は特にそうだと思います。

しかし自分がそんな存在であると確信するのは難しいわけです。

自分はどんな将来を描きたい?
自分の他の人にはない強みって何?
自分の中に潜在的に眠っているビジョンや才能って何?
自分が心ざわつくほどワクワクする瞬間ってどんな時?

こんなこと普段の生活で考えることなんてそうありません。
でも、もしこれらの答えが明確になったら、どんな変化が訪れるでしょうか。
将来に対しての漠然な不安を抱いていたとすればそれは確かな希望に変わるはずです。
根拠なく自分を卑下していたとすればそれは揺るぎない自信に変わるはずです。
「自分は可能性に満ち溢れている存在なんだ」と気づくきっかけになるはずです。

そして一番伝えたいのはみんなにはこれらの答えを見つけるツールとしてTABIPPOという組織を使い倒してほしいのです。
絶対見つかります。

これだけ僕が強く思うのにはこんな原体験があるからです。

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僕は去年、世界一周コンテスト「DREAM」の運営に携わっていました。
特に12月から2月末まではプレゼンター2名のメンターとしてメンタル面のサポートからコンテスト当日のスライド操作まで多岐にわたって、いろんな活動をしていました。
コンテストに向けてプレゼンの練習をしていたある日、一人のプレゼンターがこんなことを伝えてくれました。
「陸って相手の価値観を尊重しつつも自分の考えをきちんと伝えらるのすごい。」またある日、もう一人のプレゼンターも似たようなことを伝えてくれました。
「陸って凹にも凸にもなれる人だよなあ。」

勿論、相手を蔑ろにしていたわけではないけれども「相手の価値観を尊重しつつ自分の考えを伝える」ことなんて意識してもなかったことだし、「凹にも凸にもなれる人間」、つまりどんな相手でもその相手が持っている個性を上手く引き出せるような能力があるよということを彼ら二人が伝えてくれたのでした。(彼らは覚えているか知りませんが。笑)
これを伝えてくれた時が僕にとって、「自分は可能性に満ち溢れている存在なんだ」と気付けた瞬間でした。
今までの自信という名の過信が少しの自信に変わった気がしました。
そしてこの二つの言葉は代表という決断をそっと後押ししてくれました。

この経験が今の自分の軸になっていると実感しているからこそ、今度は組織のメンバーにも「自分は可能性に満ち溢れている存在なんだ」と揺るぎない自信を持って、新しい道へと進んでほしいです。
それを手助けすることが僕の使命です。
(このテーマについて書いてて思ったのは、代表をやろうと思った一番の理由は結局ここに行き着くということです。笑)

5.ゼロベースで考えるという姿勢

時代が変化しているこの過渡期に、社会は今まで目を向けてこなかった物に価値を見出しつつあります。
オフラインで人と会う機会が激減した分、オンラインのコミュニケーションツールが以前にも増して使われるようになりました。
例えばオンラインでイベントを行うことで、住む場所問わず誰でも参加でき、都市と地方における機会の格差は次第になくなっていきます。
今までの常識を疑い、過去に囚われず、今まで注目しなかった物事に価値を見出す姿勢が必要なのかもしれません。

TABIPPOの活動も同じです。
今年は特に「去年がこうだったから」「今まではこれで上手くいっていたから」というスタンスで活動していては現状維持どころか後退してしまいます。
例年以上にゼロベースで考えられるという意味ではコロナの状況下でも寧ろ活動の幅が広がる可能性は十分あります。(そう簡単な話ではないとは思いますが)
そうなると組織自体により高いレベルが求められますが、今までの経験に囚われずゼロベースで考えるという姿勢を僕自身が貫いて、それを組織に浸透できればと思います。

6.最後に...

最後までこのnoteを読んでくれてありがとうございます。

僕はとっても不器用な人間。
ここに書いた考えや想いを体現するのもきっと不器用さを発揮すると思います。笑
だからこそ決して傲ることなく、謙虚に。
そして周りの力を借りながら前へ進みたいと思います。

一年間、温かく見守ってくれると嬉しいです。

一年後の今日、この代表という決断が良かったと心の底から思えますように。

準備はできました。
さあ、新たな挑戦の幕開けです。

TABIPPO2021 名古屋代表 岡部陸


(p.s)現在TABIPPO学生支部では今年度のスタッフを募集しています!興味のある方は下記URLをご覧ください!


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