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【日記】日本刀(短刀)が欲しい素人の話

※長くてオチはないです

現代刀の短刀が欲しくて、ちょっとずつお金を貯めています。

日本刀自体に興味を持ったきっかけはゲームの刀剣乱舞で、そこからぽつぽつと、キャラクターの元となった実物の刀剣も見に行くようになりました。

山形の致道博物館で信濃藤四郎を見たり。
東京国立博物館で天下五剣や国宝をたくさん見たり。
福岡に飛ぼうとして仕事でキャンセルになり心を病んだり。
思い立って、兵庫に日帰りで行き数珠丸恒次を見たり。
宮城で大倶利伽羅や乱藤四郎などを見たり。

(こうして並べると案外はまっているな…)

あれこれ語れるほど詳しくなったわけではないのですが、展示を見たり本を読んだりするうちに、本物の刀を手にしてみたいと思うようになりました。

条件としては
短刀
現代刀
直刃
できれば、東北産の刀
です。

短刀なのは、武道をやっているわけではないし、どちらかというと私や私の家を守ってくれるような、お守り的な意味合いが欲しいから。

現代刀なのは、手の届かない骨董品よりも、今この世に生まれた刀を、最初の持ち主として側に置いておきたいから。

直刃は単に好きだから。まっすぐ最高。

東北に絞ったのは、西日本に比べて盛んとはいえないけれど、できれば地元の応援をしたいと思ったから。

と、ターゲットを絞ってみたものの、素人初心者おひとり様女子にはやっぱりハードルが高い。どこから手をつけていいか分からず、とりあえず検索したりなんやかんやしてたら、一振の短刀の写真が目に入り、惹きつけられました。
サイトを見ると、ちゃんと地元の刀匠が最近作った直刃の短刀で、条件にぴったり。
ぴったりだけど、どうしたものか。
サイトにはお気軽にお問い合わせくださいとあるけど、お気軽にできない。

(寝かせることしばし)

で、やっぱりとにかく実物を見てみて、欲しいかどうか確認したい。モチベーションを高めたい。と思い、この間勇気を出して工房に問い合わせました。電話した。緊張した。
用件は、「実物を見れるお店や展示会はありますか?」の1点だけ。

結果:成果なし。
お留守番のおじいちゃんしかいなくて、自分じゃよく分からないからまたかけて、という結果に。ついでに「店には出してないと思うよ」と言われ、じゃあどうやって売ってるの?!と?マークが増える。

次。

そういえば、刀剣の買い方みたいな雑誌を買ったのを思い出し、現代刀を扱う東京のお店を発見。
(ちなみに地元にはそもそも刀剣を扱うお店がないと判明。ショック)
メールアドレスが記載されていたので、問い合わせてみる。

結果:取り扱いなし。
なしだけど、とても親切な返信を頂きました。ちょっと嬉しい。東京に行ったらお店に行ってみたいです。

で、今のステータスとしては、最初に電話した工房のメールフォームになんとかして質問を送ってみたものの、2週間たった今も返信なし、という状態です。
メール、見てるかなあ…笑

ここまで書いておいてなんですが、日本刀って、武道をやっている人とか、骨董屋さんに通っている人とか、展示会で顔馴染みができた人とか、そういう人が伝手を頼って買うものなのかもしれないなあ。(今更感)

素人初心者おひとり様女子が、短刀を手にする日は果たして来るのか。。

余談ですが、昔祖母の家にあった日本刀は、東日本大震災で全壊した屋敷の片付けのどさくさで行方不明になりました。
そういう刀、たくさんあるんだろうな。

始まりの刀:蜂須賀虎徹
愛刀:同田貫正国
推し:一文字則宗

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