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あぁ 丸山5組

18年前、それは突然やって来ました。私の母が急性心不全で亡くなったのです。あんなに健康で朗らかだった母が、、、母の60歳の誕生日の1週間前の事でした。悲しみに打ちひしがれる家族。

それから暫くして、1人になった私の父と私達家族の同居の話が持ち上がりました。夫や夫の両親の「困った時は助け合わんないとね。」の言葉に救われ、同居が決まりました。当時、父63歳、夫34歳、私32歳、長女3歳、長男1歳。

実家ですから、ご近所は小さな頃から可愛がってくれたおじちゃん、おばちゃんばかり!「おかえり!」「子どもの声がして嬉しいわあ」と、高年齢化が進んだこの町内に私達家族が住むことをみんなとても喜んでくれました。

私は帰ってきたのです!ふるさとに!地域により様々でしょうが、私の住む町では、町内は幾つかの組に分かれています。回覧板を回す20件程の世帯を一括りとし、私が住む組は、丸山5組と呼ばれています。

あれから18年。優しく愉快な丸山5組の住人との心温まるエピソードを綴っていこうと思います。懐かしい当時を思い出しながら!

あぁ丸山5組!




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