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3月25日: 物流関連の注目ニュース

BLINK株式会社の浅井です。本日のnoteでは、物流関連の気になったニュースをまとめていきます。


日中で国際物流拠点建設へ

中国湖北省鄂州市にある鄂州花湖空港に、日中合弁会社が国際物流センターを建設する。このプロジェクトは、日中間の貨物輸送力を強化し、協力の良いモデルになることを目指している。合弁会社は、日本の郵船ロジスティクスと中国の物流企業が設立したもので、2025年1月の運用開始を予定している。この物流センターは、空路だけでなく鉄道や水上運送を組み合わせた中国最大の国際物流拠点に成長させることを目指している。

日本出版販売/埼玉県新座市の新物流拠点にCXの一部機能統合

日本出版販売(日販)は、2024年10月に埼玉県新座市に新拠点「N-Port新座」を開設する。この新拠点では、グループの物流拠点最適化を目的として、カルチュア・エクスペリエンス(CX)の一部物流拠点の機能を統合する。自動倉庫「ラピュタASRS」の導入を含む高度化された物流システムの実現を目指し、物流コスト削減と効率化を図る。

パナソニック コネクトの製造業ノウハウ活かすソフトウェア・デファインドな物流とは

パナソニックコネクトは、サプライチェーンマネジメント最適化ソフトウェア技術を持つ「ブルーヨンダー」を買収し、物流事業に本格参入する。ロボットスタートアップのラピュタロボティクスとのパートナーシップを通じて、人とロボットが協調動作するソリューションを実現する。この取り組みは、物流の自動化と効率化を目指している。

IHIと野村不動産による大規模物流施設 『Landport横浜杉田』 物流の労働力不足の解消と更なる物流効率化に向けた ... - PR TIMES

IHIと野村不動産は、物流の労働力不足の解消と更なる物流効率化を目指し、大規模物流施設『Landport横浜杉田』において、立体自動倉庫の「シェアリングサービス」と自動化機器の「レンタルサービス」の導入を決定した。これにより、導入費用・時間の削減、固定賃借面積の合理化が期待される。また、野村不動産が取り組む「Techrum(テクラム)」へのIHI物流産業システムの参画が決定し、庫内作業の省人化・効率化を実現し、労働力不足問題の解決を目指す。

MIT Tech Takes On Warehouse Robot Traffic Jams - Yahoo Life

マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、倉庫内のロボット交通渋滞を解消する新技術を開発した。この技術は、倉庫ロボットを小さなグループとして扱い、特定の問題が発生しているエリアに焦点を当てて最適化を行うニューラルネットワークアーキテクチャに基づいている。このアプローチにより、効率的なロボットの動きが可能となり、混雑を段階的に解消することができる。この技術は、今後3年以内に商業倉庫での使用が見込まれている。

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