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3月26日: 物流関連の注目ニュース

BLINK株式会社の浅井です。本日のnoteでは、物流関連の気になったニュースをまとめていきます。

This company is using the AI that powers ChatGPT to help warehouse robots expect the unexpected - Yahoo Canada Shine On

OpenAI出身者が設立したCovariantは、AIを用いてロボットの適応性を高めるソフトウェアを開発している。このソフトウェアはChatGPTと同様のニューラルネットワークを活用し、ロボットが大量のデータから学習して多様なタスクを自律的に実行できるようにする。Covariantの技術により、ロボットは英語のコマンドを理解し、未知の物体にも対応可能になる。2017年の設立以来、約2億2200万ドルを調達し、そのソフトウェアは世界中の倉庫で使用されているが、新技術RFMを搭載したソフトウェアはまだ完璧ではなく、誤りを犯すこともある。

コメリ/静岡県菊川市にグループ12か所目の物流拠点開設

コメリは、静岡県菊川市にグループ12か所目となる物流拠点「コメリ静岡流通センター」を開設すると発表した。この新拠点は、既存建屋の取得・改修により整備され、2024年6月に稼働を開始する予定である。TC(通過型センター)として機能し、静岡県を中心に山梨県や愛知県の店舗へ商品の仕分けを行う。この新拠点の開設は、「物流センターの強化」を目的としており、静岡県内および東海エリアへの出店強化と、静岡県周辺の店舗への配送リードタイム短縮による物流の2024年問題対策に寄与することが期待されている。

24年問題、地方物流に試練 コスト増、対応に遅れも―来月から運転手に残業規制:時事ドットコム

2024年4月からのトラック運転手の時間外労働上限規制導入により、人手不足や物流停滞を招く「2024年問題」が懸念されている。特に、首都圏から遠く、輸送距離が長い地方にとっては大きな試練となりそうだ。青森県では、県内事業者の約半数が残業上限を超える運転手を抱え、対応の遅れが明らかになっている。野村総合研究所による2030年の輸送力見通しでは、運転手不足により全国で35%の荷物が運べなくなると予測されている。

NTTロジスコ/適正運賃等「物流料金適正化サポート」の提供開始

NTTロジスコは、物流コスト構造を透明化し、持続可能な物流体制の構築と適正な運賃・料金の収受を支援する「物流料金適正化サポート(ロジビュー)」の提供を開始した。このサービスは、顧客の物流効率化と取引先に対するコストに見合った運賃・料金の適正化に取り組むためのものである。

ACSL、日本郵便と共同開発の新型物流ドローンで荷物の配送を実施

ACSLは、日本郵便および日本郵政キャピタルとの資本業務提携に基づき、物流専用ドローンの開発に取り組んでいる。新型ドローンは、ペイロードと航続可能距離が大幅に増加し、実際の物流オペレーションを考慮した設計が特徴である。2024年4月以降、新型ドローンの型式認証申請を目指している。

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